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新日本製薬 Research Memo(8):プライム市場を目指し海外へ向けメッセージ強化

2021/3/19 15:58 FISCO
*15:58JST 新日本製薬 Research Memo(8):プライム市場を目指し海外へ向けメッセージ強化 ■トピックス 1. 海外投資家の関心が高まりコンタクト数増える 新日本製薬<4931>は2020年12月に東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所市場第1部へ上場市場を変更した。なお、東京証券取引所は、既存の4市場(1部、2部、マザーズ、ジャスダック)を廃止し、新たに3市場(プライム、スタンダード、グロース)へ区分を変更することを検討していると2020年12月に公表した。新区分への移行は2022年4月を予定している。プライム市場への上場基準については、時価総額が250億円以上、流通株式の時価総額100億円以上などとしており、同社は取材時点でその基準をクリアしている。さらに東京証券取引所によると、2021年春以降コーポレートガバナンス・コードの改訂がなされ、プライム市場への上場会社へ向けこれまでより高い水準が示されるとしている。こうしてプライム市場は、結果として海外市場と同等の基準を有することとなり、海外の機関投資家などが投資先として選択しやすくなる。そのため、同社の足元では海外投資家によるコンタクト数が増えている様子で、今後海外投資家に向けたIR等のメッセージ発信も活発になると弊社では考えている。 2. SDGsへの取り組み 同社では“社会に貢献する企業”という理念をもとにSDGsに取り組んでいる。国際医療ボランティア団体「ジャパンハート」の令和2年7月豪雨被害における活動支援のための募金を社内で実施した。また、同社は「世界中の人々の健やかで心豊かな暮らしを創造します」というビジョンを実現するため、まず社員が健康であり、幸せであることが重要だと考えている。 (1) 「スマイルプロジェクト・ワン」 同社は「健康のために、できること。」を掲げ、障がい者スポーツの振興や国境を越えた食・教育・医療などの支援、飲酒運転撲滅運動について団体を通じて貢献している。また、地元の行事にも協賛し、地域活性化を推進している。 具体例の1つとして、同社は、がん治療を終えた患者のウィッグをがんと闘う女性たちへ再提供する「NPO法人 ウィッグリング・ジャパン」のサポーター企業である。ウィッグリング・ジャパンでは、がん患者が情報交換できる交流サロンの運営、ヘルスケアセミナーの開催、医療情報誌の発行、インターネットを通じた情報発信など、様々な形でがんと闘う女性を支援している。同社では、病気について学ぶ「カフェで学ぼう がんのこと」の開催などもサポートしている。 (2) 「エコプロジェクト・ワン」 同社は「地球のために、できること。」を掲げ、被災地支援や地球環境の保全を目的に、同社内でマイ箸・マイカップの推進やエコキャップ回収をはじめとする様々な活動を行っている。 例えば、同社は2012年7月に起きた九州北部豪雨で被害に遭った福岡県八女市黒木町笠原地区への支援として、棚田や山林といった豊かな自然環境を保全することを目的に発足した「山村塾」を通して、社員食堂で使用するお米として棚田米を購入するなど継続的な支援を行っている。また、山村部の過疎化や財政難により多くの森が荒廃している地域と都市に住む元気な若者たちをつなげて、「森も地域もそして都市の人々も元気にしよう!」という「+1(プラスワン)の森プログラム」の取り組みを行う「特定非営利活動法人 ガイア・イニシアティブ」の活動を支援している。 (執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一) 《EY》
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化粧品や健康食品を開発・販売。製造は外部に委託。通販を軸に直営店販売や卸売も。24.9期1Qは健康食品の好調続く。化粧品は新製品が牽引。現法設立の米国は2Qからテスト展開開始へ。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/04/12