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アドバンクリエ Research Memo(8):2021年9月期はコロナ禍の影響が一巡、2期ぶりの増収増益となる見通し

2020/12/29 16:08 FISCO
*16:08JST アドバンクリエ Research Memo(8):2021年9月期はコロナ禍の影響が一巡、2期ぶりの増収増益となる見通し ■今後の見通し 1. 2021年9月期の業績見通し アドバンスクリエイト<8798>の2021年9月期の業績は、売上高で前期比9.4%増の11,500百万円、営業利益で同32.6%増の1,570百万円、経常利益で同36.9%増の1,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同42.8%増の1,000百万円と増収増益に転じる見通しだ。新型コロナウイルスの感染状況が不透明なものの、11月上旬時点の状況が今後も継続することを前提としている。新型コロナウイルス感染症再拡大によって、経済活動が冷え込むリスクはあるものの、個人の生活防衛意識の高まりにより、保険商品に対するニーズは底堅く推移するものと思われる。営業体制面では「オンライン面談」での営業プロセスが確立されてきたことから、前期のように生産性が一時的に落ち込むリスクは小さいと弊社では見ている。 保険業界においては、引き続き激しい顧客獲得競争が続くものと予想されるが、同社は顧客が「最適・快適な購買環境で、簡単便利に保険を購入いただく」という経営方針に基づき、顧客ニーズや市場動向に機微に対応し、計画の達成を目指していく考えだ。2021年9月期の主な施策は以下のとおりとなる。 a) 保険業界のイノベーターとして常に進化し続けるべく、人材の育成・強化を図る(新卒採用者数は2020年の22名から2021年は30名、2022年は50名に増員する予定)。 b) 「オンライン面談」を軸としたOMO戦略を引き続き推進し、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止しながら、真に顧客に役立つ情報の提供とコンサルティングの実現を図る。 c) Webマーケティングの強化とともに各種端末への対応も強化し、顧客の利便性向上に向けたプラットフォーム戦略をさらに推進する。 d) 「協業」代理店とのシステム連携強化により、顧客ニーズに効率的かつ効果的に対応できる体制を構築する。 e) 保険代理店事業を軸としてASP事業、メディア事業、メディアレップ事業及び再保険事業においてシナジーを最大限に追求し、保険に関わるあらゆる収益機会にアプローチする「金融情報サービス業」として確固たる営業基盤を構築する。 f) 顧客本位の業務運営を推進するべく、コンプライアンスチェック体制の充実やシステム化、情報セキュリティ体制の構築、研修制度の強化等により、一層の保険募集管理態勢の強化を図る。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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国内最大級の保険代理店。比較サイト「保険市場」を通じて生保や損保、少額短期保険を販売。ASP事業は売上横ばい。固定費の圧縮等により、保険代理店事業は損益改善。販管費は減少。24.9期1Qは黒字転換。 記:2024/02/24