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ミアヘルサ---2Qは売上高が80.59億円、新規開設およびM&A保育園が売上高に貢献

2020/11/12 12:11 FISCO
*12:11JST ミアヘルサ---2Qは売上高が80.59億円、新規開設およびM&A保育園が売上高に貢献 ミアヘルサ<7688>は11日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が80.59億円、営業利益が0.49億円、経常利益が0.68億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.37億円となった。2021年3月期第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については記載していない。 医薬事業の売上高は42.55億円、セグメント利益は2.23億円となった。緊急事態宣言が解除された後の6月より患者数の増加がみられたものの、処方日数の長期化や病院の外来抑制、患者自身の診察自粛はまだ続いており、新型コロナウイルス感染拡大の影響については引き続き出るものと見込んでいる。処方箋単価は、抗HIV薬、抗がん剤や希少疾患薬等の高額薬品の処方の増加に加え、処方日数の長期化や患者のニーズに応える「かかりつけ薬局」としてのサービスの充実及び後発医薬品調剤体制加算の取得店舗数を着実に伸ばしたこと等により上昇した。なお、第2四半期累計処方箋枚数は前年同期比17.0%減、当第2四半末における調剤薬局店舗数は前年度末比同数の40店舗となった。 介護事業の売上高は16.01億円、セグメント利益は0.40億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令により、懸念を示した一部利用者の利用の自粛等もあり、通所介護を中心に利用者数は減少した。また、ミサワホームグループの一員である株式会社マザアスと業務連携協定を締結し、2020年7月1日より柏市酒井根に所在するグループホームと小規模多機能ホーム2事業所の事業を譲受し、順調に利用者を増やしている。さらに末期がんの患者を中心に終末期における緩和ケアのニーズの高まりを受け、介護事業本部の新たな取り組みとして“ホスピス事業”を立ち上げることとなった。そして、2020年8月1日に、サービス付き高齢者向け住宅「日生オアシス東新小岩」の2階に、“末期がんや難病の方”向けの住まいを開設、併せて同日に、24時間対応の「ミアヘルサ訪問看護ステーション東新小岩」を開設した。利益面は、継続的に進めてきた業務の効率化及びコストの適正化等を行った。 保育事業の売上高は18.62億円、セグメント利益は1.76億円となった。2019年4月に開設した認可保育園(3園)と、2019年4月から定員変更をした認可保育園(3園)及び2020年4月に開設した認可保育園(3園)の園児数が順調に増加したことにより業績に貢献した。また、東昇商事の全株式を取得し、子会社化したことにより、2020年7月1日をもって、マリー保育園(6園)がミアヘルサ・グループに加わった。これにより、当第2四半期末における運営保育園数は、前年度末比9園増の32園となった。 その他(食品事業)の売上高は3.39億円、セグメント損失は0.02億円となった。フランチャイジーとして店舗展開している銀のさら(3店舗)の売上が堅調に推移した。一方、学校給食部門では新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の影響により2020年4月及び5月は足立区・葛飾区の公立の小中学校が全面休校となった。6月からは分散登校による簡易給食がスタート、さらに通常の夏休みが登校日になり売上を伸ばしたが、累計期間において大幅に配食数が減少したことにより売上高は伸び悩んだ。 2021年3月期通期については、同日、連結業績予想を発表した。売上高が171.73億円、営業利益が2.52億円、経常利益が2.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益が4.25億円としている。 《ST》
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調剤薬局や介護、保育、食品事業を手掛ける総合ヘルスケア企業。高度薬学のノウハウに定評。調剤薬局店舗数は40店舗。保育事業は堅調。M&Aや新規開設効果で園児数が増加。21.3期通期純利益は過去最高。 記:2021/07/02