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新興市場銘柄ダイジェスト:A&Tは大幅に反落、松屋R&Dが大幅に続伸

2020/10/26 16:28 FISCO
*16:28JST 新興市場銘柄ダイジェスト:A&Tは大幅に反落、松屋R&Dが大幅に続伸 <4556> カイノス 998 +68 大幅に続伸。21年3月期の営業利益を従来予想の4.50億円から6.50億円(前期実績6.08億円)に上方修正すると正午に発表している。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた営業・学術活動等の制限で販管費が予算以下に縮小し、利益を押し上げる見通し。前場は前営業日終値を挟んでもみ合っていたが、減益予想が増益予想に転じるとの発表が好感され、買いが膨らんでいるようだ。 <7317> 松屋R&D 4095 +640 大幅に続伸。21年3月期第2四半期累計(20年4-9月)の営業利益を従来予想の1.80億円から3.10億円(前年同期実績は非開示)に上方修正すると前場終了後に発表している。血圧計腕帯やエアバッグ、カーシートの受注が良好だったことに加え、防護服関連も堅調に推移しているため。旅費交通費を抑制し、経費削減を進めたことも利益拡大につながる見通し。通期予想(前期比0.5%増の4.10億円)は据え置いた。 <4571> ナノキャリア 372 +6 続伸。頭頸部がんを対象として開発しているNC-6004の第II相臨床試験第IIa相パートで、免疫チェックポイント阻害剤キイトルーダとの併用療法が良好な成績を示したと学会で発表している。現在、第IIb相の開始に向けた準備を進めており、年内の患者リクルートを見込んでいるという。臨床試験の進展で新薬開発への期待が広がり、買いが入っているようだ。 <6722> A&T 1315 -94 大幅に反落。20年12月期第3四半期累計(20年1-9月)の営業利益を前年同期比62.0%減の2.93億円と発表している。新型コロナウイルスの影響で一部案件の稼働が延期したほか、前年同期の好調の反動で臨床検査機器システムが落ち込んだ。通期予想は前期比15.0%減の8.15億円で据え置いた。進捗率は36%にとどまっており、計画未達懸念から売り優勢となっている。 <4564> OTS 140 +5 続伸。連結子会社のCancer Precision Medicineが新たに新型コロナウイルスのPCR検査の実施体制を整備し、受託を開始すると発表している。これまで医療機関や研究機関を対象に臨床検査や研究受託サービスを実施していた。新たに企業や教育現場などの法人・団体を対象に加えた。従業員や関係者への安全配慮やリスク管理の一環として、唾液を用いたRT-PCR法により受託できる体制を整えたとしている。 <4629> 大伸化学 1520 +1 6日続伸。21年3月期の営業利益を従来予想の11.70億円から17.12億円(前期実績15.38億円)に上方修正している。同時に第2四半期累計(20年4-9月)の営業利益予想も11.49億円(従来予想6.07億円、前年同期実績8.45億円)に引き上げた。一部原料が前年に比べて低水準で推移したことに加え、原料市況に対応した効率的な原材料購入を推進したことから利益が押し上げられる見込み。 <6067> インパクト 3560 +180 大幅に3日ぶり反発。双日<2768>と資本業務提携契約を締結したと発表している。第三者割当で双日に普通株15万6000株(発行済株式総数に対する割合は2.40%)を割り当てる。調達資金の4.92億円はM&Aに伴う株式取得費用に充てる。双日が持つネットワークやノウハウとインパクトHDの海外投資事業を相互活用し、互いに海外事業を発展させる。また、リアル店舗の新規出店加速やリテール関連事業などでも連携を進める。 <2160> GNI 1979 -129 朝高後、後場にマイナス転換。B型肝炎ウイルス感染による肝線維症治療薬F351の第2相臨床試験終了後の最終報告をまとめたと発表している。追加分析の結果、F351が肝硬変を効果的に改善できることを示したとしている。今後、連結子会社の北京コンチネント薬業有限公司が条件付き早期承認の可能性や第3相臨床試験の実施方法など申請手続きについて中国の国家薬品監督管理局と協議する。 <9478> SE H&I 203 +3 年初来高値。従来未定としていた21年3月期の営業利益予想を前期比33.1%増の6.00億円と発表している。事業のオンライン化促進などで増益となる見込み。同時に発表した第2四半期累計(20年4-9月)は前年同期比70.3%増の4.04億円で着地した。書籍のオンライン販売などが好調だったことから、主力の出版事業が堅調に推移した。ソフトウェア・ネットワーク事業や教育・人材事業も利益拡大に寄与した。 《ST》
関連銘柄 10件
2160 東証グロース
3,110
3/29 15:00
+105(3.49%)
時価総額 147,688百万円
創薬ベンチャー。中国を拠点に、新薬探索や臨床開発から製造、販売まで一貫して行う。ライセンス供与等も。医薬品事業は伸長。主力医薬品「アイスーリュイ」の売上収益が過去最高。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/03/05
2768 東証プライム
3,987
3/29 15:00
+11(0.28%)
時価総額 997,946百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
4556 東証スタンダード
1,197
3/29 15:00
-12(-0.99%)
時価総額 5,457百万円
臨床検査薬メーカー。腎・肝機能検査や腫瘍マーカー検査に強み。輸血関連機器の製販も。24.3期上期は輸血検査装置の新規設置に遅れ。だが検査試薬の販売が堅調で小幅営業増益に。今年1月に敗血症検査試薬を発売へ。 記:2024/01/17
20
3/29 15:00
±0(0%)
時価総額 3,853百万円
創薬ベンチャー。がん分子標的治療薬の開発に適した標的遺伝子を同定し、創薬研究や開発を行う。売上は伸び悩む。リキッドバイオプシー、免疫反応解析等に関する研究開発費用を計上。24.3期2Qは業績苦戦。 記:2024/01/16
4571 東証グロース
185
3/29 15:00
+5(2.78%)
時価総額 12,978百万円
ナノテク応用の薬物キャリアを活用した抗がん剤を開発する創薬ベンチャー。花王とメッセンジャーRNA医薬品の創薬に向けた共同研究契約を締結。膠芽腫治療薬候補は医師主導治験を開始へ。24.3期上期は開発費先行。 記:2024/01/15
4629 東証スタンダード
1,550
3/29 12:30
-2(-0.13%)
時価総額 7,118百万円
有機溶剤のブレンド(シンナー)が専門の化学メーカー。シンナーで国内シェア約3割を有す。24.3期上期は原油安を受けてシンナーの販売単価が下落。原材料高や販管費増も利益の重石に。通期では小幅営業増益を計画。 記:2023/12/12
4,490
6/28 15:00
±0(0%)
時価総額 30,105百万円
小売業やサービス業の店舗・店頭に特化したマーケティング支援を展開。覆面調査や営業支援、ASP提供も手掛ける。23.12期1Qは業績足踏み。MBO成立により、同社株は23年6月29日付けで上場廃止予定。 記:2023/06/03
6722 JQスタンダード
1,807
1/27 14:57
+27(1.52%)
時価総額 11,308百万円
血液検査分野に特化した臨床検査機器メーカー。臨床検査情報システムや検体検査装置、試薬開発等を手掛ける。臨床検査試薬は伸び悩む。20.12期3Qは検体検査装置が増収。電解質分析装置のOEM向け販売が増加。 記:2020/11/11
7317 東証グロース
744
3/29 15:00
+9(1.22%)
時価総額 15,727百万円
オムロン向け血圧計腕帯や自動車関連メーカー向けカーシート・シートベルトの生産が柱。縫製自動機の製造・販売も。半導体不足の影響解消や円安効果等でメディカルヘルスケア事業は好調。24.3期2Qは大幅増収増益。 記:2024/01/13
337
3/29 15:00
+6(1.81%)
時価総額 6,431百万円
IT関連書籍出版の翔泳社が主力。IT関連企業支援やソフト開発なども。24.3期3Q累計は教育・人材関連やソフト受託開発が堅調。だが運営メディアの広告収入が弱含み。IT関連企業支援も冴えず。期末増配を予定。 記:2024/02/08