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カルナバイオサイエンス---1Q大幅な増収、創薬支援事業が北米地域で伸長

2020/5/13 10:57 FISCO
*10:57JST カルナバイオサイエンス---1Q大幅な増収、創薬支援事業が北米地域で伸長 カルナバイオサイエンス<4572>は12日、2020年12月期第1四半期(20年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比97.1%増の3.35億円、営業損失が1.65億円(前年同期は2.33億円の損失)、経常損失が1.68億円(同2.35億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.84億円(同2.36億円の損失)となった。 創薬事業の売上高は0.53億円(前年同期は計上なし)、営業損失は2.97億円(同2.63億円の損失)となった。中国バイオノバ社にBTK阻害剤AS-1763の中華圏における開発・商業化の権利を供与する契約を締結したことにより、契約一時金を受領した。また、前臨床試験等に積極的に投資したことにより、研究開発費は前年同期比41.8%増の2.96億円となった。 創薬支援事業の売上高は前年同期比65.9%増の2.82億円、営業利益は同333.8%増の1.32億円となった。キナーゼタンパク質の販売、アッセイ開発、プロファイリング・スクリーニングサービス及びセルベースアッセイサービスの提供等により、増収増益となった。売上高の内訳は、国内が同0.6%減の0.70億円、北米地域が同174.3%増の1.83億円、欧州地域が同11.1%減の0.14億円、その他地域が同12.6%減の0.13億円となった。 2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比67.7%減の10.36億円、営業損失は17.79億円、経常損失は17.94億円、親会社株主に帰属する当期純損失は18.22億円とする期初計画を据え置いている。 《SF》
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キナーゼ阻害薬等の研究開発を行うバイオベンチャー。がん、免疫炎症疾患が重点領域。キナーゼタンパク質の販売、受託サービス等を手掛ける創薬支援事業も。次世代非共有結合型BTK阻害剤AS-1763に注力。 記:2024/08/06