マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 0:37:02
15,277,000
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

昭和産 Research Memo(3):2020年3月期第3四半期の営業利益進捗率は88.5%と順調。糖質事業が好調

2020/3/19 15:03 FISCO
*15:03JST 昭和産 Research Memo(3):2020年3月期第3四半期の営業利益進捗率は88.5%と順調。糖質事業が好調 ■業績動向 1. 2020年3月期第3四半期の業績概要 昭和産業<2004>の2020年3月期第3四半期(4月-12月)の業績は、売上高193,153百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益7,786百万円(同5.9%増)、経常利益8,995百万円(同5.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益6,912百万円(同14.0%増)となった。売上高は若干の減収となったが、4つのプラットフォームとノウハウを用いた提案力の効果により増益となった。なお、2020年3月期通期見通しに対する第3四半期営業利益の進捗率は88.5%であり、順調な進捗となっている。 第3四半期累計期間における進捗率が順調なことに対し、2020年3月期通期見通しは据え置いているが、これは第4四半期が季節性要因によって前四半期比で減少傾向にあることに起因する。そのため、先行きに対して事業環境等を慎重に見ている訳ではなく、第4四半期は前年同期並みに推移すると見られており、通期計画に対する達成確度は高いと弊社では見ている。 2020年3月期は売上高及び経常利益の過去最高更新を見込む 2. 2020年3月期の業績見通し 同社グループの製粉業界内におけるシェアは、日清製粉グループ本社<2002>、日本製粉<2001>に次ぐ第3位に位置する。食用油では、J-オイルミルズ<2613>、日清オイリオグループ<2602>に次ぐ第3位に位置する。さらに糖化品では加藤化学(株)、日本コーンスターチ(株)、日本食品化工<2892>に次ぐ第4位に位置している。同社はいずれもトップではなく、1割から2割ほどのシェアを握っている状況である。しかしながら、セブン-イレブン(セブン&アイ・ホールディングス<3382>)のパン事業にグループ連携によるオリジナル原料が採用されるなど、4つの穀物を取り扱うポートフォリオと同社のノウハウを用いた提案力が強みとなる。 2020年3月期の業績予想については、売上高261,000百万円(前期比2.0%増)、営業利益8,800百万円(同4.2%増)、経常利益10,000百万円(同2.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7,000百万円(同3.5%減)とする期初計画を据え置いている。「提案型営業」「生産効率向上」「価格改定」といった基本的な取り組みの精度が上がったことにより、売上高及び経常利益の過去最高更新を見込んでいる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一) 《YM》
関連銘柄 7件
2001 東証プライム
2,123
11/22 15:30
-7(-0.33%)
時価総額 167,343百万円
国内製粉業界2位。1896年創業。小麦粉やミックス粉、パスタ、乾麺、冷凍食品等を手掛ける。パスタ関連商品は「オーマイ」ブランドで展開。配当性向30%以上目安。オーマイプレミアムブランドの販売を強化。 記:2024/08/12
2002 東証プライム
1,828
11/22 15:30
+1(0.05%)
時価総額 556,366百万円
日清製粉、日清製粉ウェルナなどを傘下に持つ持株会社。1900年創業。国内小麦粉販売シェアトップ(重量ベース)。家庭用製品でも国内トップシェア商品多数。豪州製粉事業、インドイースト事業の業績回復施策を推進。 記:2024/07/29
2004 東証プライム
2,776
11/22 15:30
-3(-0.11%)
時価総額 91,594百万円
小麦粉や植物油、コーンスターチなど食品事業が主力。昭和天ぷら粉など定番商品多数。飼料事業、植物工場なども。食品事業は堅調。価格改定効果も。植物由来タンパク質で新ブランド投入、シート状食品を外食向けに販売。 記:2024/09/27
2602 東証プライム
5,060
11/22 15:30
-60(-1.17%)
時価総額 170,603百万円
食用植物油大手。パーム加工品などの加工油脂、チョコレート、調味料、化粧品原料等も手掛ける。国内油脂の販売シェアは3割超。油脂事業では付加価値品の拡販図る。今期は国内油脂における販売数量増などを見込む。 記:2024/06/13
2613 東証プライム
2,135
11/22 15:30
+16(0.76%)
時価総額 71,540百万円
味の素製油、ホーネンコーポレーション、吉原製油の経営統合で誕生。家庭用油脂、業務用油脂、ミールの製造・加工・販売等を行う。国内業務用食用油の販売量シェアは約4割。油脂汎用品の価格適正化などに取り組む。 記:2024/10/20
2892 東証スタンダード
2,684
11/22 15:30
+4(0.15%)
時価総額 17,178百万円
コーンスターチ等の食品用素材、環境配慮型樹脂等の工業用素材、ファインケミカル製品等を手掛ける。三菱商事グループ。1948年創業。静岡県富士市、岡山県倉敷市の2拠点で製品を製造。食品向け澱粉は需要回復傾向。 記:2024/06/03
2,556.5
11/22 15:30
+0.5(0.02%)
時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24