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エコモット Research Memo(7):2020年8月期第2四半期は前年同期比6.3%の増収

2020/1/9 15:07 FISCO
*15:07JST エコモット Research Memo(7):2020年8月期第2四半期は前年同期比6.3%の増収 ■エコモット<3987>の業績動向 ● 2020年8月期第2四半期の連結業績概要 (1) 損益計算書 2020年8月期第2四半期は、ストークを子会社化し連結対象としたことから、初の連結決算となった。ただし、子会社の事業規模が小さく、比較分析への影響が僅差であることから、前期個別決算と当期連結決算の数値を比較した増減数値を表記している。2019年4〜9月の6ヶ月となる第2四半期累計業績は、売上高が前年同期比6.3%増の712百万円となった。GPSソリューションが新端末開発期における営業活動減に伴い減収となったが、他の3部門は売上高が好調に推移した。なお、営業損失は96百万円と前年同期よりも損失額が26百万円増えたものの、計画比では41百万円縮小となった。一方、ストック売上比率の向上により、売上総利益率が前年同期比5.3ポイント増の37.6%に上昇した。経営基盤強化の人材投資などで販管費率が同8.3ポイント増の51.2%になり、売上高営業利益率は同3.0ポイント悪化し-13.6%となった。従業員数は前期末比17人増の108人となったが、2020年3月までに118人体制とすることを計画しており、事務所の増床などで販管費の増加率が増収率を上回った。 上場時の公募増資と第三者割当増資により自己資本が大幅増加 (2) 財務状況 2020年8月期第2四半期末の総資産は、前期末比34百万円減の2,090百万円となった。流動資産では現金及び預金が同460百万円減少し、棚卸資産が同346百万円増加した。2019年3月期に売上高が計画を16.3%(312百万円)下回ったが、要因は「現場ロイド」の大口案件の翌期持ち越し(計画比約△40百万円)、危機管理型水位計の競争激化(同約△100百万円)、LPWA大口案件の翌期持ち越し(同△150百万円)であった。LPWAは部材調達遅れから提案機会を逸した。このため、2019年3月期の棚卸資産の原料及び貯蔵品が189百万円増加となった。一方で、2020年8月期第2四半期においては、棚卸資産の原料及び貯蔵品が前期末比108百万円減少したものの、商品及び製品が435百万円増加し、835百万円の高水準となった。2020年8月期は「現場ロイド」の大口案件はカスタマイズ仕様も決定し、利用機器の売上計上となった。LPWA案件は、広エリア・多拠点での大口案件となるファーストユーザーが導入を見送った。 2020年8月期第2四半期における短期的な支払い能力を表す流動比率は391.3%、長期的な指標の自己資本比率は66.4%と極めて良好であった。2018年6月の東証マザーズ上場時に、新株発行による35万株の公募増資と2019年1月のKDDIとの資本提携の際に50万株の第三者割当増資を行ったため、2019年3月期末の自己資本は大幅に増加した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健) 《YM》
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IoTデータコレクトプラットフォームを運営。融雪システム遠隔監視なども。24.8期1QはM&Aで参入の太陽光発電EPCが貢献も子会社2社譲渡で減収に。組織再編効果で2Q以降挽回へ。通期では黒字復帰を計画。 記:2024/02/07