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レアジョブ Research Memo(7):英語関連事業の更なる成長と周辺領域となる新規事業への展開を進める(2)

2019/12/23 15:07 FISCO
*15:07JST レアジョブ Research Memo(7):英語関連事業の更なる成長と周辺領域となる新規事業への展開を進める(2) ■市場環境と成長戦略 (3) 海外展開 海外展開についても2019年に入って着々と基盤構築を進めている。シンガポールの英会話学校を子会社化したのに続き、2019年6月にはタイのオンライン英会話事業者、Globish Academia (Thailand) Company Lmited(以下、Globish)へマイノリティ出資した。レアジョブ<6096>は以前から東南アジアを中心に海外展開を見据えた取り組みを進めており、Globishとも2017年からリレーションを構築してきた経緯がある。その後もGlobishが着実に事業を拡大しており、同社との協業がグローバル展開の加速に貢献すると判断し出資を決定した。タイでは複数のオンライン英会話事業者があるが、Globishは最大手企業の1社となる。今後、Globishのネットワークを通じて、タイの市場調査を進めていくほか、サービスやノウハウで活用できるものがあれば相互に共有していくことでシナジー創出を目指す。 また、2019年11月にはインドのオンライン英会話事業者、Multibhashi Solutions Pvt Ltd.(以下、Multibhashi)にマイノリティ出資したことも発表している。インドでは英語を話せる人口は全体の約10%で、英会話能力の有無が給与水準にも大きく影響すると言われている。このため、英語学習サービスの潜在的市場も大きい。一方、インドの英語教育市場では旧来型の高額な通学型教室や、独習及びゲーミフィケーション※に偏ったオンライン事業者しかいない状況であり、こうしたなかでMultibhashiは学習による成果に注目し、独習と講師によるレッスンを組み合わせたモデルを構築している。ここ数年でインド最大規模の講師ネットワークを構築し事業を拡大している。同社は今後のインドでの展開の可能性を見据えて出資を決定した。当面はMultibhashiのネットワークを通じてインドでの市場調査を進め、サービスやノウハウで活用できるものがあれば相互に共有していくことでシナジー創出を目指していくことになる。 ※ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用すること。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
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オンライン英会話最大手。英語コーチング、法人向けリーダー研修等も。フィリピン人講師とのレッスンに特色。子ども・子育て支援事業は伸長。ALT派遣事業の開始などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/04/15