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三栄コーポ Research Memo(4):2020年3月期第2四半期は利益V字回復

2019/12/18 15:04 FISCO
*15:04JST 三栄コーポ Research Memo(4):2020年3月期第2四半期は利益V字回復 ■業績動向 ● 2020年3月期第2四半期の業績概要 三栄コーポレーション<8119>の2020年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が20,941百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益が627百万円(前年同期は29百万円)、経常利益が656百万円(前年同期は107百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益が205百万円(前年同期は12百万円の損失)となり、増収とともに各利益はV字回復した。 増収をけん引したのはトラベル商材が好調の服飾雑貨-OEM事業。地域別では北米向けが減少したものの、日本向けと中国向けが伸長した。ブランド事業では、理美容家電が好調の家電事業は増収となったが、家具家庭用品事業及び服飾雑貨事業の売上が減少し、ブランド事業全体では減収となった。 利益面においてV字回復となった主な要因は、1)日本向け及び中国向けのOEM事業の増収効果、2)北米地域における顧客見直し効果、3)家電ブランド事業の増収効果の3点である。結果として、売上総利益率で前年同期比1.4ポイント改善、販管費率で1.4ポイント改善となり、営業利益の回復につながった。ただし、営業利益が極端に落ち込んだ前年同期(2019年3月期第2四半期)と比較すると大幅増益となるが、前々年同期(2018年3月期第2四半期)の利益水準(営業利益780百万円)には回復していない。欧米向け家庭用品-OEM事業の減収とブランド事業の主力であるビルケンシュトックがブーム減退後の立て直しの最中であることが、大きく影響している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《MH》
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家具や家庭用品、服飾雑貨、家電を扱う生活用品の専門商社。1946年創業。ビルケンシュトック等のブランド事業や良品計画への商品提供を展開。服飾雑貨事業は売上順調。海外取引の拡大、EC事業の強化等に注力。 記:2024/06/04