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プレサンス Research Memo(4):近畿圏は市場環境が良好。近畿圏、東海・中京圏で供給戸数No.1をキープ

2019/12/4 15:04 FISCO
*15:04JST プレサンス Research Memo(4):近畿圏は市場環境が良好。近畿圏、東海・中京圏で供給戸数No.1をキープ ■市場動向 1. マンション市場の動向 全国の新築マンションは供給が減少しているが、おおむね各指標は堅調に推移する。その中で、首都圏と近畿圏を比較すると市場動向に違いが見られる。2019年4月〜9月(上半期)に首都圏では供給戸数が前年比21.7%減の11,996戸であるのに対し、近畿圏では同9.9%減の8,275戸と減少幅は小さい。また、マンションの平均価格では、首都圏が6,006万円と一般の世帯がローンで購入するには手が届きにくい価格水準なのに対して、近畿圏は3,751万円と買いやすい価格にとどまっている。マンションの初月契約率(初月契約戸数/発売戸数)で見ても、首都圏が64.6%であるのに対して近畿圏は77.0%と好不調の目安とされている70%を上回っている。近畿圏が主要事業エリアの1つであるプレサンスコーポレーション<3254>にとっては、好ましい市場環境と言えるだろう。 2. マンション供給ランキング 分譲マンション供給ランキング(不動産経済研究所2019年2月発表)において、同社は近畿圏で9年連続第1位(2018年)、市場シェアで19.7%。東海・中京圏でも7年連続の第1位(2018年)、市場シェア19.9%であり、首都圏以外の両市場で圧倒的な事業基盤を保持している。近畿圏や東海・中京圏においては、過去から築いてきた地場の不動産業者等との信頼関係をベースにした土地の取得に強みがある点、顧客ニーズにマッチしたマンションを適正価格で供給している点、親しみやすいヤドカリや女優の吹石一恵さんをキャラクターにした広告宣伝、などが高いランキングのドライバーとなっている。全国では、住友不動産に次いで2位に位置しており、財閥系デベロッパーが上位を争うなかで、同社の躍進は注目に値する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《YM》
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投資用分譲マンションやファミリー分譲マンションの開発、販売等を行う。近畿圏、東海・中京圏などが主要販売エリア。オープンハウスグループ傘下。不動産販売事業はプレサンス堺筋本町エグゼブラン等の販売が順調。 記:2024/05/16