トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/22
43,870.35
+461.88
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 7:29:52
15,284,480
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
GセブンHD Research Memo(8):2021年3月期の売上高1,700億円を目指し、M&A案件の交渉を進める
2019/11/29 15:08
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*15:08JST GセブンHD Research Memo(8):2021年3月期の売上高1,700億円を目指し、M&A案件の交渉を進める ■中長期の成長戦略 1. 中期経営計画 G-7ホールディングス<
7508
>は創業45周年となる2021年3月期に売上高1,700億円、経常利益70億円を目標とする中期経営計画を策定し、その達成に向けた取り組みを進めている。2020年3月期の売上計画が1,400億円となっており、残り300億円が必要となるが、既存事業の拡大に加えて現在交渉を進めているM&A案件をまとめることで、目標達成を目指していくことになる。事業戦略について見ると、既存事業に関しては時流に合わせてビジネスモデルを進化させると同時に、消費者の利便性なども考慮しながら、来店客数や客当たり単価のアップに取り組んでいく。出店戦略では成長が見込めるマーケットで、立地条件の良い場所に年間30~40店舗ペースで出店していくことを基本方針としている。 業態別売上高で見ると、主力のオートバックス事業については2019年3月期の325億円から545億円を目標としている。同数値を達成するためには国内市場でグループ他社のM&Aが必要となるが、現状ではやや難しい状況のようで、周辺領域も含めた格好での達成を目指して行くことになりそうだ。もう1つの主力事業である業務スーパー事業については、2019年3月期の640億円から750億円の達成を目指している。こちらについては出店が順調に進めば射程圏内にあると言え、状況次第では上振れする可能性もある。同様に、精肉事業についても2019年3月期の101億円から125億円の目標というのは射程圏内にあると言える。一方、海外事業については一部事業を除いて一旦、リセットしたため目標の45億円は厳しく、バイクワールド事業についても2019年3月期の30億円から目標の50億円はハードルが高い。このため、中期経営計画の達成に向けては今後のM&Aの状況次第となる。 M&Aについては既存事業やその周辺領域だけでなく、人材サービス等の新規事業への進出についても検討しており、現在、候補案件の探索・精査を「成長戦略推進室」で進めている。既存事業では食品スーパー等の複数案件で交渉を進めており、2020年3月期中にまとめたい意向のようだ。中期経営計画達成に向けての課題は、年間30~40店舗の出店ペースを維持できるだけの人材の確保と育成にある。人材確保に向けた施策として、東南アジアからの技能実習生の受け入れを増やしていくほか、専門的スキル(企画開発やコンサルタント、整備士や検査員、仕入れバイヤー等)を持ったシニア人材等を活用するため、定時勤務にとらわれず自由な勤務形態を選択できる働き方改革にも着手している。東南アジアからの技能実習生については主にオートバックス事業において、現地大学の卒業生を年間数名程度受け入れ、店舗での人材不足を解消していくことになる。 長期ビジョンとして「100年先も成長し続ける企業」を目指す 2. 長期ビジョン 同社は長期ビジョンとして、「100年先も成長し続ける企業」を掲げ、創立100周年目となる2075年度に売上高7,000億円、経常利益300億円を目標として掲げている。同ビジョンを実現するため、次代の経営者育成を目的とした「創業者塾」を2018年4月より立ち上げた。「創業者塾」では、グループ子会社の新社長や新役員など40~50歳の次世代経営者18名を対象に、創業者が自ら経験してきた体験談や考え方など経営者としての在り方を教育していくもので、毎月開催している。現在、大半のグループ会社の社長は40代の若手に切り替わっており、2020年までにすべてのグループ会社の社長・役員の若返りを実現していく方針だ。また、新規事業・新業態の開発・掘り起し、M&Aのほか海外事業についても体制が整い次第、再度進出を狙っている。経済成長率の高いアジア・ASEANに事業展開していくことで、長期的にグローバル企業として成長していくことを目標としている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《MH》
関連銘柄 1件
7508 東証プライム
G-7ホールディングス
1,461
11/22 15:30
+12(0.83%)
時価総額 64,388百万円
食料品店「業務スーパー」やカー用品店「オートバックス」の有力FC。精肉事業やミニスーパー事業「リコス」等も展開。車関連事業では円安効果で海外向け中古車販売が伸びる。26.3期売上高2500億円目標。 記:2024/06/04
関連記事
11/29 15:06 FISCO
GセブンHD Research Memo(6):消費増税後の反動減を吸収し、2020年3月期も連続最高益更新を目指す
11/29 15:05 FISCO
GセブンHD Research Memo(5):収益拡大により、財務基盤の拡充が進む
11/29 15:04 FISCO
GセブンHD Research Memo(4):「オートバックス」「業務スーパー」事業がそろって過去最高業績を更新
11/29 15:03 FISCO
GセブンHD Research Memo(3):2020年3月期第2四半期の経常利益は前年同期比65.5%増と大幅増益に
11/29 15:02 FISCO
GセブンHD Research Memo(2):オートバックス・車関連事業と業務スーパー・こだわり食品事業が収益の2本柱