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ナガイレーベ Research Memo(6):財務内容は堅固、手元の現金及び預金は251億円、自己資本比率は89.7%

2019/11/7 15:06 FISCO
*15:06JST ナガイレーベ Research Memo(6):財務内容は堅固、手元の現金及び預金は251億円、自己資本比率は89.7% ■ナガイレーベン<7447>の業績動向 (2) 財務状況 財務状況は引き続き安定している。2019年8月期末の資産合計は44,281百万円となり、前期末に比べ1,637百万円増加した。流動資産は35,054百万円となり同1,833百万円増加したが、主な要因は現金及び預金の増加1,227百万円、受取手形及び売掛金の増加413百万円、たな卸資産の増加93百万円など。一方で固定資産は9,226百万円となり、同195百万円減少したが、主に減価償却費による有形固定資産の減少113百万円による。 負債合計は4,559百万円となり、前期末比261百万円増加した。主な要因は、その他流動負債の増加181百万円など。純資産合計は39,721百万円となり、同1,376百万円増加したが、主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加1,450百万円など。この結果、2019年8月期末の自己資本比率は、前期末に比べて0.2ポイント低下して89.7%となった (3) キャッシュ・フローの状況 2019年8月期の営業活動によるキャッシュ・フローは3,433百万円の収入であったが、主な収入は税引前当期純利益の計上4,988百万円、減価償却費337百万円、仕入債務の増加27百万円などで、主な支出は売掛債権の増加519百万円、たな卸資産の増加93百万円など。投資活動によるキャッシュ・フローは1,605百万円の支出であったが、主な支出は有形固定資産の取得231百万円、定期預金の預入(ネット)1,400百万円など。財務活動によるキャッシュ・フローは1,994百万円の支出であったが、主に配当金の支払いによる支出1,994百万円であった。この結果、期間中の現金及び現金同等物は172百万円の減少となり、期末の現金及び現金同等物の残高は5,257百万円となった。有利子負債が皆無であることに加え、自己株式を4,896百万円(4,983,157株)保有していることから手元のネット・キャッシュは依然として潤沢である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《YM》
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