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ダイキアクシス Research Memo(4):2019年12月期第2四半期は前年同期比で2.4%の増収

2019/10/1 15:04 FISCO
*15:04JST ダイキアクシス Research Memo(4):2019年12月期第2四半期は前年同期比で2.4%の増収 ■業績動向 1. 2019年12月期第2四半期の業績概要 ダイキアクシス<4245>の2019年12月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比2.4%増の17,848百万円、営業利益が同2.2%増の504百万円、経常利益が同3.5%減の575百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同32.4%減の214百万円となった。計画比では、売上高が1.9%減、営業利益が24.8%減、経常利益が20.1%減、親会社株主に帰属する四半期純利益が51.2%減となった。営業利益は、販管費における人件費の圧縮に努めたことにより、前年同期比で増益を果たした。環境機器関連事業において、最終的に損失を計上した大型案件の完成により、前期に工事進行基準で計上した利益88百万円を戻し入れした。また、外注工事費の増加が見込まれる他の案件において、工事損失引当金を計上した。前年同期に営業外収益に計上された補助金収入がなくなり、税金費用の比率が高まり、経常利益と親会社株主に帰属する四半期純利益を落ち込ませた。実効税率は、前年同期の46.3%から61.7%に上昇した。当初見込んでいた以上の外注費上昇の影響を除けば、全般的に利益面で期初予想をクリアできていた。新規受注に関しては、現在の外注費の水準に改めた見積もりをすることで、不採算案件の再発を防ぐ。 事業別では、環境機器関連事業が前年同期比13.6%の増収、同17.5%の減益となった。海外(メンテナンスを除く)売上高は同14.7%伸び、海外売上高比率は同事業の5.9%、総売上高の3.1%を占めた。住宅機器関連事業は同12.9%の減収、同34.2%の減益であった。再生可能エネルギー関連事業は同227.6%の増収、黒字転換となった。その他の事業は同13.6%の増収、同3.1%の微減益であった。 2. 財務状況 2019年12月期第2四半期末の資産合計は30,434百万円と前期末比3,397百万円増加した。流動資産が同2,438百万円増加したが、主要な変動科目は、現金及び預金が4,309百万円増加した一方、売掛金(434百万円減)、完成工事未収入金(582百万円減)、未成工事支出金を中心にたな卸資産(791百万円減)などが減少した。固定資産は、太陽光発電設備が694百万円増加したことから、959百万円増えた。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健) 《YM》
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浄化槽・排水処理システムや地下水飲料化等を手掛ける環境機器関連事業が主力。愛媛県松山市に本社。住宅機器関連事業、再生可能エネルギー関連事業も。環境機器関連事業はメンテナンス事業、上水エスコ事業の拡大図る。 記:2024/07/08