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テクノスJPN Research Memo(3):ERP導入支援が主力、DX推進にも注力(2)

2019/8/20 15:03 FISCO
*15:03JST テクノスJPN Research Memo(3):ERP導入支援が主力、DX推進にも注力(2) ■会社概要 2. グループビジネス体制 同社グループは、テクノスジャパン<3666>のほかに、連結子会社6社で構成されている(2019年7月末現在)。連結子会社には、ニアショア拠点として設立された沖縄テクノス(株)、国際拠点の司令塔として位置付けられている(株)テクノスグローバルカンパニー(以下、TGC)、米国シリコンバレーに拠点を構えるTecnos Global Company of America,Inc.(以下、TGCA)※のほか、2018年6月にTGCAを通じて買収したLirik及びその子会社のLirik Infotech Private Limited(インドのグローバルデリバリーセンター)、Lirik Software Services Canada Ltd.がある。したがって、国内及び北米市場でのビジネス展開を推進するとともに、IT人材については沖縄(ニアショア)及びインド(オフショア)を活用するグループビジネス体制となっている。なお、これまで持分法適用関連会社であったTDSEについては、2018年12月に東証マザーズに上場したことに伴い、保有株式の一部を売り出したことから、グループ会社の範囲から除外されている。 ※TGCAは、Tecnos Research of America,Inc.(以下、TRA)より社名変更(2017年11月)。 3. 沿革 同社は、少人数精鋭で質の高いSIサービスを提供することを目的として、1994年4月に設立された。以後、SAPジャパンを筆頭に、東洋ビジネスエンジニアリング、日本オラクル、インフォアジャパンといったERPベンダー各社と提携を行い、ERP導入支援事業体制を整備・拡充しながら事業規模を拡大してきた。特定ベンダー製品に依存しない事業運営体制のもと、質の高いコンサルティング力や技術力、プロジェクトマネジメント力がベンダー及びユーザーから評価されたことで順調に業績を伸ばし、2012年12月に大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場した(2015年6月に東京証券取引所市場第2部へ市場変更に続き、同年9月には同市場第1部へ市場変更)。 2012年のJASDAQ上場後は、ビッグデータ事業をERP事業に次ぐ第2の柱にするための戦略を展開してきた。2013年9月に米国での情報収集及びベンチャー企業の発掘を目的にTRAを設立したほか、同年10月にはビッグデータ事業を担うデータサイエンティスト集団である現在のTDSE※を設立し、新たな事業基盤の構築に着手。2015年には人工知能製品の販売を開始したほか、セールスフォースドットコム<CRM>、日本マイクロソフト(株)と相次いで業務提携を締結し、ビッグデータ事業の基盤強化及び拡充を図る戦略を加速してきた。また、2018年には米国Lirikの買収により北米市場でのビジネス拡大に向けて体制を整備。一方、TDSEについては、東証マザーズ市場への上場に伴い、保有株式を一部売却したことから、グループ会社の範囲から除外されている。 ※設立当初の社名は、テクノスデータサイエンス・マーケティング(株)(TDSM)。2016年4月に現在のTDSEへ社名変更した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《ST》
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時価総額 16,075百万円
独SAP製ERPの導入支援、米セールスフォース製CRMの導入支援等を手掛ける。企業のDX推進に向けたソリューション提供に強み。テラスカイと資本業務提携。CRMは大企業向けソリューションの強化等に注力。 記:2024/07/05