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SBSホールディングス---2Qは大幅な増収増益、物流事業・不動産事業ともに好調に推移

2019/8/13 12:06 FISCO
*12:06JST SBSホールディングス---2Qは大幅な増収増益、物流事業・不動産事業ともに好調に推移 SBSホールディングス<2384>は9日、2019年12月期第2四半期(2019年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比64.5%増の1,269.44億円、営業利益が同137.3%増の55.47億円、経常利益が同145.0%増の54.72億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同174.8%増の33.56億円となった。 物流事業の売上高は前年同期比61.5%増の1,169.97億円、営業利益は同40.2%増の23.17億円となった。既存事業における料金適正化と、高い物流機能を求める新規顧客の取りこみ、物流業務の地道な効率化・安定化に取り組んだ。さらには即日配送事業における荷主の旺盛な需要に積極的に対応し、Eコマースへの対応・EC通販の物量の増加により業績が堅調に推移した。また、南港物流センター(延床面積18,540坪)が稼働を開始した。これらに加え、SBSリコーロジスティクスが加わることで大幅な増収増益となった。 不動産事業の売上高は前年同期比358.6%増の65.83億円、営業利益は同287.6%増の30.86億円となった。開発事業では、グループの3PL事業を推進するために、顧客の物流ニーズに合った大型倉庫の開発を土地の取得から建設まで一貫して行っている。一方、賃貸事業は、保有する収益物件(倉庫、オフィスビル、レジデンス等)から賃貸収益を得る事業である。同社では将来の投資に向け物流不動産を流動化し資金を回収しているが、流動化に伴い計上する収益は不動産事業に含めている。千葉県野田市瀬戸に計画している最大規模の物流センターは、土地の造成が終了し今年度中には着工の準備が整う予定。物流不動産の流動化では長津田物流センターの30%持ち分を信託受益権の形式で譲渡し、業績が大きく伸びた。 その他事業の売上高は同1.6%増の33.62億円、営業利益は同9.2%減の1.43億円となった。主な事業は人材派遣事業、マーケティング事業及び太陽光発電事業となり、人材派遣事業の低迷が響いた。 2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比22.8%増の2,500.00億円、営業利益が同9.2%増の90.00億円、経常利益が同10.4%増の84.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.9%増の48.00億円とする期初計画を据え置いている。 《SF》
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3PLが柱の物流会社。物流施設の開発・賃貸・販売等も行う。物流事業は足踏み。23.12期通期は不動産事業が堅調。横浜金沢物流センターの信託受益権の一部譲渡などが寄与。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/04/07