マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 10:50:31
15,218,575
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

芙蓉リース Research Memo(6):国内リースは堅調に推移するも、先行き不透明なマクロ環境などが懸念材料

2019/7/30 15:16 FISCO
*15:16JST 芙蓉リース Research Memo(6):国内リースは堅調に推移するも、先行き不透明なマクロ環境などが懸念材料 ■芙蓉総合リース<8424>の業界動向 リース事業協会の調査によれば、2018年度のリース取扱高は前期比2.8%増の5兆129億円と3年ぶりの増加となった。国内経済の緩やかな回復が続くなかで、企業収益はおおむね横ばいながら高水準が維持され、設備投資が好調であったことなどが背景となっている。ただ、米中貿易摩擦の激化や英国のEU離脱問題などにより先行きのマクロ環境は不透明な状況にあり、今後の設備投資の動向を懸念する見方もある。 一方、競合状況については、独立系や銀行系、メーカ系などを中心として上場会社が10社存在するなど競合は厳しい。営業資産残高で見ると、オリックス<8591>、三菱UFJリース<8593>、三井住友ファイナンス&リース(株)、東京センチュリー<8439>、日立キャピタル<8586>が上位にランキングされており、同社は業界6位となっているが、伸び率では上位の中でも高い水準にある。なお銀行系については、銀行再編に伴う合併によって規模を拡大してきた経緯がある。最近の上位顔ぶれには大きな変動はない。また、マイナス金利政策の影響等により、銀行本体の参入による競合の激化も見られる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《ST》
関連銘柄 5件
8424 東証プライム
11,130
11/22 15:30
+70(0.63%)
時価総額 337,105百万円
みずほ系総合リース会社。情報通信機器・事務用機器、産業工作機械等のリース業務などを行うリース及び割賦が主力。不動産ファイナンス等も。ヒューリックと共同開発するヒューリック銀座六丁目昭和通ビルが竣工。 記:2024/07/01
8439 東証プライム
1,494
11/22 15:30
+11(0.74%)
時価総額 735,217百万円
大手リース会社。情報通信機器に強み。不動産ファイナンス、売掛債権流動化等も。伊藤忠商事の持分法適用関連会社。ニッポンレンタカーサービスを傘下に持つ。使用済みEV電池を用いた蓄電池システムの実証試験を開始。 記:2024/07/04
8586 東証1部
3,250
3/29 15:00
-210(-6.07%)
時価総額 405,688百万円
大手ファイナンス大会社。環境・エネルギー、モビリティ、ライフ、販売金融の4分野の注力し、金融サービスを提供。三菱UFJリースと経営統合へ。21.3期3Q累計はコロナ禍が取扱高に影響も、売電収入が増加した。 記:2021/02/08
8591 東証プライム
3,303
11/22 15:30
-11(-0.33%)
時価総額 4,013,016百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07
8593 東証プライム
1,012
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 1,484,515百万円
三菱UFJ系列のリース大手。強固な顧客基盤に強み。21年に日立キャピタルと合併。リース料収入の増加などにより、航空部門は増益。カスタマーソリューション部門は連結除外等で横ばい。M&Aで海外展開加速へ。 記:2024/08/20