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ベルトラ Research Memo(1):世界150ヶ国の現地体験型オプショナルツアー専門予約サイト

2019/6/26 15:31 FISCO
*15:31JST ベルトラ Research Memo(1):世界150ヶ国の現地体験型オプショナルツアー専門予約サイト ■要約 ベルトラ<7048>は、世界150ヶ国の現地体験型オプショナルツアー専門予約サイト『ベルトラ』を運営する。同社は「旅の本質は、どこに行くかより何をするかにある」と考え、これまで主流だった団体パッケージツアーから、旅を自由に作る個人旅行へ。こういったニーズの高まりを受け、世界各地の体験型オプショナルツアーの専門予約サイトとして成長を遂げてきた。 1. 2019年12月期第1四半期業績概要 2019年12月期第1四半期(1月-3月)業績は営業収益929百万円(前年同期比25.9%増)、営業利益240百万円(同13倍)、経常利益214百万円(前期は13百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益146百万円(同14百万円の損失)となった。日本政府観光局(JNTO)が発表した2019年1月-3月の出国日本人者数は前年同期比6.4%増の491万人、訪日外客数は同5.7%増の805万人となるなど、好調な事業環境の中で予約数が堅調に推移し業績を押し上げており、営業利益は前年同期比13倍に拡大した。 2. 2019年12月期業績見通し 2019年12月期の業績予想については、営業収益4,055百万円(前期比20.3%増)、営業利益600百万円(同43.9%増)、経常利益547百万円(同71.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益356百万円(同14.5%増)を見込む。体験型アクティビティ発掘を進めるとともに、国内・海外の旅行関連企業との連携強化による「販売チャネルの拡大」、外国人旅行者向け現地体験ツアーの47都道府県での展開による「訪日向け商品の拡大」、旅行中(当日含む)においても予約可能な商品拡充による「着地向け商品の拡大」の施策を実施することで、海外旅行部門の更なる拡充、インバウンド部門及びグローバル部門の収益化、オフライン市場のオンライン化を積極的に進める計画である。 3. 社外取締役にカスバート・ロドニー氏選任 同社は2019年3月28日開催の第29回定時株主総会にて、社外取締役としてカスバート・ロドニー氏を新たに選任することを決議した。結論から言うと、カスバート氏を社外取締役に迎えることにより、欧米圏の会社の経営者を歴任してきた実績や旅行業界における幅広いネットワークに加え、その豊富な経験と幅広い見識に基づいて、「VELTRA」ブランドの更なる飛躍が期待されることになるだろう。 ■Key Points ・体験型アクティビティ発掘、海外旅行部門の拡充、オフライン市場のオンライン化進める ・40万件を超える参加体験談がより同社の価値を高める ・カスバート・ロドニー氏の社外取締役就任によるインパクトは大きい (執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一) 《YM》
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時価総額 12,576百万円
国内外の現地体験型オプショナルツアー専門のオンライン予約サイト「VELTRA」の運営を行う。約8000社の催行会社と直接契約。1.9万点超の幅広いラインナップが強み。テレビCMでブランド認知度の向上図る。 記:2024/09/03