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ディーエムソリュ Research Memo(8):5つの戦略でダイレクトメール事業をさらに拡大

2019/6/24 15:48 FISCO
*15:48JST ディーエムソリュ Research Memo(8):5つの戦略でダイレクトメール事業をさらに拡大 ■今後の取り組み 述べてきたように、ディーエムソリューションズ<6549>はネットとリアル両方のサービスが提供可能な社内インフラを構築しつつある。この特長を生かして、両事業のシナジーを追求し他社との差別化を進めることで、基盤とすべきダイレクトメール事業の拡大と成長領域であるインターネット事業の飛躍を図る考えである。 1. ダイレクトメール事業の展開 顧客が大企業になるほど企業数が少なく広告量が多くなり、小企業になるほど企業数が増え広告量が少なくなるというダイレクトメールの事業環境において、大型案件は設備能力や運営体制、価格競争力のあるダイレクトメール会社だけが業務を受託することができる。同社が得意とする中規模案件は、ターゲットが多くダイレクトメールニーズも強いものの、カスタマイズや多頻度小ロットなど要求が厳しい。こうした事業環境に対して同社は、1)八王子第3ロジスティクスセンターと大阪メールセンターに導入した自動封入封緘機2台とラッピングマシン1台を使って大型案件を獲得する一方提案の強化により既存客の稼働率を上昇する、2)デジタル化の推進によりオペレーション能力を強化してフルフィルメントセンターの収益力を向上させる、3)90名の営業を駆使して受託件数の増加を図るとともに精査することで高採算案件の比率を増やす、4)新規顧客増に対応して大阪の営業所及びメールセンターを拡張、未開拓の東北エリアをターゲットに仙台営業所を新規開設、5)新サービスにより販路を拡大する——という5つの戦略をもって取り組んでいく方針である。ちなみに、4)のように同社は地方都市での顧客開拓の強化を進めており、もちろん東京の売上げも順調に伸びているが、東京を除く売上げが3年間で3.1倍と高成長となっている。仙台進出によってほぼ全国7営業拠点という体制が固まってきたことから、今後は営業やメールセンターを拡充しながら各拠点の成長を促進していく方針である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《SF》
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DM・メール便の発送代行等を行うダイレクトメール事業、バーティカルメディアサービス等を行うインターネット事業が柱。ビアトランスポーツのアパレル事業も。フルフィルメントサービスはサービス提供体制を強化。 記:2024/08/10