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日本調剤 Research Memo(8)更なる新規領域として登録販売者の紹介事業を本格展開へ
2019/6/10 15:08
FISCO
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*15:08JST 日本調剤 Research Memo(8)更なる新規領域として登録販売者の紹介事業を本格展開へ ■日本調剤<
3341
>の中長期成長戦略の進捗状況 4. 医療従事者派遣・紹介事業の中長期成長への取り組みと進捗状況 医療従事者派遣・紹介事業はこれまで薬剤師の派遣事業を中核事業として成長を実現してきたが、今後の成長については薬剤師事業における派遣から紹介へのシフトと、取扱職種拡大における医師(紹介)と登録販売者(紹介)の強化で成長を目指す方針を打ち出している。 2019年3月期実績では、薬剤師の紹介事業が想定を下回った。薬剤師と事業者双方において紹介のニーズ、すなわち正社員としての雇用のニーズが想定よりも小さかったことが主因だ。しかし紹介への需要自体は、常に一定水準存在しているため、今後も紹介取引先の開拓などに取り組む方針だ。 医師紹介事業については2019年3月期までに営業拠点の整備や人員増強などの先行投資を終了し、2020年3月期からは本格的な事業展開及び収益拡大による回収期へと移行することになる。医師紹介の領域では先行企業の市場シェア、認知度が圧倒的に大きいため、同社がこの分野で一足飛びに急成長することは期待しにくい。しかしながら同社は薬剤師派遣で強固な営業基盤を確立しており、それとの連携などを通じて医師紹介の分野でもプレゼンスの確立を急ぐ方針だ。医師紹介事業は他の事業に比べて高単価・高収益であるため、事業が軌道に乗ってくれば収益インパクトは非常に大きいと期待される。 2020年3月期はまた、登録販売者の紹介事業を本格的に展開する計画だ。登録販売者については総数が20万人で、求人数が1万人前後で推移する市場となっている。紹介先はコンビニエンスストア、スーパー、ドラッグストアなどだ。同社では2020年3月期に事業を立ち上げ、2021年3月期からの収益貢献を目指している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之) 《ST》
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3341 東証プライム
日本調剤
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時価総額 43,250百万円
国内大手の保険調剤薬局チェーン。ジェネリック医薬品の製造・販売、医療従事者派遣・紹介事業も。総店舗数は730店舗超。オンライン医療、在宅医療などが注力領域。スペシャリティ医薬品の取扱い増を見込む。 記:2024/06/09
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