マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 16:55:54
15,160,145
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:GW前後は逆日歩銘柄に注目!

2019/4/24 10:51 FISCO
*10:51JST 馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:GW前後は逆日歩銘柄に注目! 皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。 『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。 ☆逆日歩銘柄をうまく活用 ■逆日歩は新規買いのチャンスという見方も GW前は買い方、売り方共にポジション整理をする動きが強まる傾向があります。今回は、信用取引において「売り」(いわゆる信用売り、空売り)をしている人にとって重要な「逆日歩(ぎゃくひぶ)」が発生する銘柄(以下、逆日歩銘柄といいます)に注目してみましょう。新規買いのチャンスが存在するかもしれません。 「信用売り」を行う個人投資家(売り方)は、証券会社から「株を借りて」取引を行います。証券会社は株が不足すると証券金融会社から不足分の株式を調達します。しかし、信用売りが増えすぎる(売り残が買い残を上回る)と証券金融会社でも貸し出せる株が不足します。この不足分を補うために、証券金融会社は機関投資家(生保など)へ貸株料を支払って、株を借ります。この時の貸株料は売り方が負担することになり、この貸株料を「逆日歩(品貸料)」といいます。 ■長期の休みの時に注意が必要な逆日歩 逆日歩の計算で使う日数は、「約定日」ではなく「受渡日」が基準となります。さらに、貸株の受け渡しは営業日にしか行えないので、受渡日が土日や祝日を挟むと、その分の逆日歩が上乗せされてしまいます。例えば、今年の4月23日(火)に空売りすると3営業日後の4月26日(金)が「受渡日」となりますが、翌日4月24日(水)に買い戻しをした場合、「受渡日」はゴールデンウィーク後の5月7日(火)となります。 つまり、受渡日がゴールデンウィークを挟むと、12日分の逆日歩を払うことになります。そのため、『連休前には、ポジション自体を圧縮する可能性があり、「買い戻し」による値上がり、更に、その値上がりによる一段上げの展開となる動き』が予想されます。 ■好需給銘柄は「新規買い」と「買い戻し」に期待 信用売りは、「将来株式を購入し、その購入した株式を返済する必要がある」と考えられるので、つまり、「売り残の多い銘柄は、需給が良い好需給銘柄だ」と考えることもできます。そうなると、逆日歩銘柄のなかで好決算・好業績見通しの好需給銘柄は、「新規買い」と「買い戻し」の相乗効果で株高を促す可能性があるのでは、と考えられます。 代表的な銘柄としては、半導体関連・中国関連として直近戻りを試している、SMC<6273>、ディスコ<6146>、ファナック<6954>、日本電産<6594>、東京エレクトロン<8035>、オリエンタルランド<4661>、化粧品関連の資生堂<4911>、コーセー<4922>などがあげられます。 その他、ZOZO<3092>、ファーストリテイリング<9983>などは増税の影響を受けやすい衣料品を主力としており、消費税率引き上げの先送り観測の強まりはプラス材料と受け取られていることも注目です。また、セキュリティ関連銘柄のデジタルアーツ<2326>は、逆日歩銘柄の中でも、好需給銘柄と考えられ、GW明けも引き続き注目の銘柄となりそうです。 (その他の代表的な『逆日歩銘柄』の銘柄リストは、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。) 次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。 ※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。 (フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子) 《CN》
関連銘柄 11件
2326 東証プライム
5,950
11/25 15:30
-40(-0.67%)
時価総額 84,091百万円
情報セキュリティ企業。Webセキュリティ製品「i-FILTER」、メールセキュリティ製品「m-FILTER」、IRMソリューション「FinalCode」が主力製品。中計では27.3期売上高150億円目標。 記:2024/08/23
3092 東証プライム
4,700
11/25 15:30
-51(-1.07%)
時価総額 1,412,228百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
4661 東証プライム
3,481
11/25 15:30
+99(2.93%)
時価総額 6,330,028百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
4911 東証プライム
2,833
11/25 15:30
+104(3.81%)
時価総額 1,133,200百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
4922 東証プライム
6,700
11/25 15:30
+80(1.21%)
時価総額 405,973百万円
大手化粧品メーカー。1946年創業。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリークなど有力ブランド多数。アジアなど海外でも事業展開。アルビオンを傘下に持つ。グローバル展開加速、独自商品の積極的な開発等に取り組む。 記:2024/10/14
6146 東証プライム
42,730
11/25 15:30
+140(0.33%)
時価総額 4,628,385百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6273 東証プライム
67,390
11/25 15:30
+810(1.22%)
時価総額 4,539,997百万円
空気圧制御機器メーカー。方向制御機器や駆動機器、空気圧補助機器、温調機器等の製造・販売を行う。空気圧機器で世界トップシェア。豊富な品揃えなどが強み。千葉県柏市の新技術センターは25年9月に完成予定。 記:2024/10/04
6594 東証プライム
2,866.5
11/25 15:30
+8.5(0.3%)
時価総額 3,418,499百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6954 東証プライム
4,197
11/25 15:30
+83(2.02%)
時価総額 4,177,774百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
23,135
11/25 15:30
+885(3.98%)
時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
50,730
11/25 15:30
+1,710(3.49%)
時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25