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シノケンG Research Memo(2):今後は顧客のライフ全般に関わる事業の育成に注力(1)
2019/4/8 15:12
FISCO
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*15:12JST シノケンG Research Memo(2):今後は顧客のライフ全般に関わる事業の育成に注力(1) ■会社概要 1. 会社沿革 シノケングループ<
8909
>は、現代表取締役社長の篠原英明(しのはらひであき)氏が25歳だった1990年に(株)シノハラ建設システムとして福岡市に設立された。「土地を持たない一般的なサラリーマン層に土地付き木造アパートメントを販売する」というサラリーマン・公務員層の資産形成を目的としたビジネスモデルで事業を開始し、2001年に東京に進出。2002年には日本証券業協会に株式の店頭登録を果たした。 土地付きアパートメントの投資を検討するサラリーマン層は、投資用ワンルームマンションも投資の対象になるため、顧客を取りこぼすことがないよう、2003年に東京で中堅規模の投資用マンションデベロッパーであった(株)日商ハーモニー(現(株)シノケンハーモニー)を買収し、投資用マンションの開発、販売に進出した。2005年11月に元一級建築士による耐震偽装事件が社会問題化した際、同社が手掛けたマンションにもこの元一級建築士が関わった物件が7件あったが、同社は該当物件に関し総額30億円の補償でオーナーから買い戻すことを即断。この影響で2006年3月期は約6億円の最終赤字となったが、素早い対応や危機管理能力が同社の信用をむしろ高める結果となり(返金を受けたオーナーの多くはその資金を元手に新たに同社の物件を購入したという)、翌期の業績においてV字回復を果たしている。 2007年10月には商号を(株)シノケングループに変更するとともに、同社を純粋持株会社とするホールディングス制に移行した。2008年秋のリーマンショックにより国内不動産市場は大きなダメージを受け、同社の2009年3月期業績も41.4億円の最終赤字を計上し、財務状況が一時的に悪化したが、金融及び不動産市場が落着きを取り戻したことを受け2010年12月期には黒字転換を果たし、以降は投資用不動産市場の拡大を背景に2017年12月期まで右肩上がりの成長を続けてきた。また、成長の過程でライフケア事業や少額短期保険事業、ゼネコン事業など周辺事業をM&Aでグループ内に取り込み、事業領域を拡大している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
関連銘柄 1件
8909 東証スタンダード
シノケングループ
1,596
12/21 15:00
±0(0%)
時価総額 58,062百万円
不動産会社。アパートやマンションの販売を主力に、不動産管理や売買仲介等のサービスの提供、ゼネコン、介護等の事業を行う。今期3Q累計はアパート販売が順調に推移した。不動産サービスやゼネコンも堅調だった。 記:2022/11/24
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