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サイバーコム Research Memo(7):2019年12月期は売上高・営業利益ともに過去最高値の見込み
2019/3/19 15:07
FISCO
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*15:07JST サイバーコム Research Memo(7):2019年12月期は売上高・営業利益ともに過去最高値の見込み ■今後の見通し サイバーコム<
3852
>の2019年12月期業績予想については、売上高が前期比7.7%増の13,000百万円、営業利益は同6.8%増の650百万円、経常利益は同5.5%増の650百万円、当期純利益は433百万円を予想している。営業利益はリーマンショック前の2008年3月期610百万円を超え、売上高とともに過去最高値となる見込みである。 通信ソフトウェア開発において大手通信事業者の設備投資減の影響はあるものの、車載システム関連の制御ソフトウェア開発や企業向け業務ソフトウェア開発などの好調に加えサービス事業も堅調であることから、全体の売上高は伸長するものとみている。一方で、技術者不足解消に向けて新卒及び中途採用施策の強化による人材確保や、新入社員研修の拡充及び技術教育の高度化による人材育成に加え、会社の信頼性向上に向けたセキュリティ対策の強化や事業拡大に向けた積極的な営業活動費用を見込んでいる。特に新卒採用については、2019年4月80名採用予定に対し、2020年4月は100名程度の採用を目標としているとのことである。 2018年12月期が売上高・各利益指標とも前年同一期間比で2ケタの伸びであったのに対し、2019年12月期の計画値は人件費その他の将来的投資への費用を厚く見込んでいることもあるが、比較的保守的な目標値と考えられる。2018年12月に創立40周年を迎え、2019年12月期は3年間の中期経営計画の最終年度でもあり、全社的なモチベーションも高いと思われ、目標達成について問題はないだろう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹) 《HN》
関連銘柄 1件
3852 東証スタンダード
サイバーコム
1,902
2/7 14:59
±0(0%)
時価総額 15,258百万円
富士ソフト傘下のソフト開発会社。通信分野に強み。受託開発主体にSI、自社パッケージも展開。通信ソフトウェア開発は好調。23.12期3Q累計は増収増益。富士ソフトによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/01/09
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