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クロスマーケ Research Memo(5):踊り場を乗り越え第4四半期は業績回復へ
2019/3/15 15:55
FISCO
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*15:55JST クロスマーケ Research Memo(5):踊り場を乗り越え第4四半期は業績回復へ ■業績動向 1. 2018年12月期の業績動向 クロス・マーケティンググループ<
3675
>の2018年12月期の業績は、売上高17,491百万円(前期比4.4%増)、営業利益954百万円(同31.4%増)、経常利益839百万円(同40.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益506百万円(前期は703百万円の損失)となった。企業収益や雇用環境の改善などを背景に国内景気は緩やかな回復基調にあったが、海外では政治や経済、金融市場において先行き不透明な状況が続いている。このような環境のなか、同社は事業領域の拡大、主力の国内リサーチ事業の成長、グループシナジー追求といった取り組みを進めたが、課題となっていた生産性の改善や一層の成長へ向けた内外営業組織体制の強化に時間がかかり、2018年11月に2018年12月期業績を下方修正した。しかし、第4四半期には営業組織体制の強化が実り始めメディカル系リサーチ分野の通期の売上高が前年と比較して30%を超える増収と好調に推移するなど、主力のクロス・マーケティングも売上高が前年同期を上回って着地し、業績回復の兆しを見せている。 この結果、海外リサーチは減収となったものの、国内リサーチやITソリューションが売上高をけん引した。売上総利益率は国内外で受注した大型案件の影響により外注費が増加し2.8ポイント低下したが、2017年12月期第2四半期に「Kadenceの株式取得にかかる追加支払いの発生」により発生した過去分の営業権償却費が2018年12月期になくなったこと、その他の経費を抑制したことにより、販管費は421百万円削減することができた。なお、関連会社(株)UNCOVER TRUTHが第三者割当増資を実施しため、持分変動利益165百万円を特別利益に計上した。 ソリューション系事業が収益をけん引 2. 2018年12月期セグメント別業績動向 セグメント別業績は、リサーチ事業が売上高は14,293百万円(前期比1.7%増)、セグメント利益(営業利益)は1,943百万円(同3.3%増)、ITソリューション事業が売上高2,542百万円(同18.4%増)、セグメント利益(営業利益)291百万円(同15.1%増)、その他の事業が売上高656百万円(同18.6%増)、セグメント利益(営業利益)は58百万円(同96.1%増)となった。 (1) リサーチ事業 国内外ともに総合的なマーケティングリサーチサービスの提供を強化、新規顧客開拓や既存顧客の深耕を進めた。国内リサーチ事業については、第2四半期−第3四半期は伸び悩んだものの、グループ連携による海外調査への対応強化やデジタルマーケティング領域を含む新たなサービスの開発・提供といった営業強化策などにより、主力のクロス・マーケティングを中心に受注案件数が拡大した。また、メディカル系リサーチサービスを提供する(株)メディリードも好調に推移した。一方、海外リサーチ事業が減収になったのは、Kadenceで大型案件の受注は継続したものの、組織体制の構築を進めている中での営業面での遅れが要因である。利益面では、国内外で受注した大型案件の影響により外注費は増加したものの売上高も増加、増益を確保した。 (2) ITソリューション事業 長年の実績と高い信頼性から金融業界の既存顧客との良好な関係が構築できおり、継続的に金融アプリの開発案件を受注している。加えて、ネット銀行等での新規案件も増勢となっている。顧客のアプリ指向が強まっていることからプロジェクトも大型化しており、システムの受託開発を行う(株)クロス・コミュニケーションやエンジニア派遣を行う(株)クロス・ジェイ・テックが収益をけん引した。 (3) その他の事業 その他の事業はプロモーション事業を行っているディーアンドエムが中心で、業務提携などによるサービスの裾野拡大や顧客開拓を継続的に推進した。一部で事業環境変化による売上構成の変化はあったものの、営業組織体制の強化や収益性重視の営業施策により収益は拡大した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《RF》
関連銘柄 1件
3675 東証プライム
クロス・マーケティンググループ
680
11/22 15:30
+13(1.95%)
時価総額 13,580百万円
マーケティングメディアの運営等を行うデジタルマーケティング事業、データマーケティング事業、インサイト事業を手掛ける。配当性向15%前後目安。1100万人超のパネルネットワークや幅広い顧客基盤などが強み。 記:2024/07/26
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