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ノムラシステム Research Memo(2):後継製品にリプレイスする2025年までを飛躍の期間に

2019/3/15 15:22 FISCO
*15:22JST ノムラシステム Research Memo(2):後継製品にリプレイスする2025年までを飛躍の期間に ■当面の事業展開 前述したとおり、ノムラシステムコーポレーション<3940>はSAPとサービスパートナー契約を結んだことが、飛躍のきっかけとなった。SAPは、全世界130ヶ国以上に支社を持つ、ヨーロッパ最大級のソフトウェア会社である。大企業や中堅企業、公的機関など比較的大きな法人向けERP市場において、25業種30万社以上の顧客を擁している。 現在の主力である「SAP ERP 6.0」は2025年にメンテナンス終了予定となっており、同社では、「SAP S/4HANA」へ完全切替えとなる2025年までを大きく成長する8年として位置付けている。その時点では、「SAP S/4HANA」を土台に、SAP ERPとビッグデータ分析、AI、IoT、クラウドの組み合わせによる競合優位を確立する。そのためには、レベルの高い人材育成、採用が課題となりそうだ。同社は成長戦略を進めるため人材投資を積極的に行なっていき、新卒を育てて戦力化させ、着実にビジネスを遂行していく方針である。 次世代戦略室によりRPA事業を推進 さらに、デジタルテクノロジーを活用したサービスを展開していくため「次世代戦略室」を発足させたことも見逃せない。発足の目的は、持続的成長と企業価値向上を実現加速させることを目指すこと、としている。まずは、RPA(Robotic Process Automation)サービスの推進だ。数社の受注(予定含め)が進んでおり、企業規模・業種によらず、次世代戦略室単独での引き合いが活性化していると言う。今後は、SAPのロボット化で付加価値を高め、全社での受注拡大につなげる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水野文也) 《SF》
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独SAP社の統合基盤業務システムを軸とするシステム導入コンサルティングを手掛ける。人事ソリューションに強み。RPA・AIコンサル等も。コンサルタント数は順調増。大手製薬会社向けなど各プロジェクトは順調。 記:2024/06/24