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ハイアス Research Memo(1):2019年4月期第2四半期は売上高過去最高、通期予想は大幅増収増益

2019/1/18 15:11 FISCO
*15:11JST ハイアス Research Memo(1):2019年4月期第2四半期は売上高過去最高、通期予想は大幅増収増益 ■要約 ハイアス・アンド・カンパニー<6192>は、住宅関連のソリューション提案型コンサルティング事業を展開する。住宅・不動産・土木工事の各業界中小企業向けに、「ビジネスモデルパッケージ」と「経営効率化パッケージ」の2本柱で、会員のニーズに合わせたソリューションを提供する。また、直近では主力の「R+house」事業の建築施工事業も推進する。 同社は2018年12月14日、2019年4月期第2四半期の連結業績を発表した。売上高は2,755百万円(前年同期比24.3%増)、営業利益は132百万円(同9.3%減)、経常利益132百万円(同8.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は64百万円(同17.9%減)であった。売上高は前年同期比2ケタ増で第2四半期での過去最高値を記録したが、利益指標は前年同期を下回った。なお、減益要因は今後の成長に向けた投資のためで、期初計画値比では売上高・各利益指標とも過達であった。 2019年4月期の通期連結業績予想は年初計画どおりで、売上高が6,300百万円(前期比35.2%増)、営業利益が500百万円(同39.6%増)、経常利益が474百万円(同33.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が268百万円(同33.6%増)である。売上高、利益ともに前期比伸び率がかなり高く見えるが、第2四半期時点での進捗は売上高がほぼ計画どおり、利益指標については計画を上振れしており、通期での計画値達成については問題ないだろう。 同社は2018年4月期に初めて配当実施を行った。配当の基本方針は、1)株主への利益還元の機会を充実させるため、年2回配当を実施する。2)配当性向は30%を目安とする。の2つである。2019年4月期の配当予想は、中間配当1.7円、期末配当1.7円と増配の予定である。前期での配当開始は、好業績を続ける基盤が整備できたことで新たな成長ステージへ入ってきたと言え、今後の事業拡大への自信の表れと、現在進めている東証1部上場への布石と考えられる。 現中期経営計画は、公表から1年半が経って、継続する好業績を背景にして、目標達成のための積極的な戦略投資なども具体化されてきた。直近では、M&Aを含めた子会社投資や広告宣伝などの施策を積極的に進めている。また、配当実施や役員・従業員へのインセンティブ制度導入などステークホルダーへの対応策にも余念がない。 ■Key Points ・2019年4月期第2四半期は、売上高は過去最高値、減益も期初計画比では大幅増益 ・主力パッケージ「R+house」好調で2019年4月期予想は計画通りで大幅増収増益見込み ・2020年までの中期経営計画は順調な進捗。東証1部上場を控え、新たな成長ステージへ (執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹) 《HN》
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時価総額 3,637百万円
住関連に特化した経営コンサルを展開。地域の工務店や不動産会社を中心とする会員基盤に強み。建築施工も。23.9期通期は大幅最終増益。くふう住まいによる完全子会社化で、24年1月30日付けで上場廃止予定。 記:2023/12/26