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馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:2019 年の3大イベントを先回り!

2018/12/28 9:38 FISCO
*09:38JST 馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:2019 年の3大イベントを先回り! 皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。 『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。 2018年は2月、3月、10月、12月と年間4回も日経平均が1000円近く急落する場面がありました。そのような不安定な動きを引き継ぐ2019年は、株価が上がりにくい相場が継続されると予想します。 その理由として、米国で2018年に実施された法人税の減税効果が19年には剥落し、株価が上がりにくくなること、日本でも、10月に実施される消費増税で日経平均の上値を抑える要因になることが挙げられます。。 先行き不透明感のある相場のため、テーマ株で盛り上がる個別株に注目するのがオススメです。今回は『2019年の3大イベント』を先回りして、テーマ株を事前にリサーチしておきたいと思います。 ■10 連休の大型GW が到来 皇太子さまが即位される2019 年5 月1 日は1 年限りの祝日となることが12 月の臨時国会で決まりました。そのため、2019 年のゴールデンウイーク(GW)は一般的に4 月27 日から5 月6 日までの10 連休となります。長期休暇となれば、旅行需要が刺激されオープンドア<3926>や、アドベンチャー<6030>などの、ホテル・航空券のオンライン予約企業などにビジネスチャンスが広がると予想されます。 ■「出入国管理法改正」(改正入管法) 改正入管法が12 月の臨時国会で成立し、2019 年4 月から施行されます。政府は今年6 月に「2025 年までに50 万人超の外国人労働者の受け入れを目指す」と発表しており、外国人就労に関連するビジネスに拡大期待が膨らんでいます。単なる受け入れ窓口だけでなく、外国人就労者のサポートも重要となります。 メーカーの外国人技能実習生の管理補助業務の受託を行うアウトソーシング<2427> 、さらに、日本滞在の外国人向けサービスを展開している、日本エマージェンシーアシスタンス<6063>に注目が集まっています。同社は、海外渡航者向け医療機関紹介・受診手配や医療通訳等のサービスを主力としており、さらに、外国人患者の受入事業も展開していることが直近の物色の手掛かり材料として働いています。 ■消費税は8%から10%に 2019年10月1日から消費税率が8%から10%に引き上げられる予定です。消費税率の引き上げでは、経理・販売POS などシステムの改修需要や印刷需要が刺激されます。また、2019 年は新しい天皇即位による「改元」もあり、やはりシステム改修や印刷で特需が発生することが期待されています。外食産業向けに強く超コンパクトセルフレジの開発を行っているアルファクス・フード・システム<3814>や、消費税増税とともに参議院選挙の印刷特需がありそうな、ラクスル<4384>も注目銘柄と言えそうです。 (その他の代表的な『2019年の3大イベント先回り!』の銘柄リストは、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。) 次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。 ※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。 (フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子) 《HH》
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