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ダイナムジャパンHD Research Memo(6):店舗網拡大による成長を目指す方針は不変

2018/12/25 16:06 FISCO
*16:06JST ダイナムジャパンHD Research Memo(6):店舗網拡大による成長を目指す方針は不変 2. 成長戦略と取り組み状況の概要 ダイナムジャパンホールディングス<06889/HK>の成長戦略は、従来からの店舗数の増大による成長という軸と、既存店の客数増加という軸の2つで構成されている。成長戦略として2つの軸の双方が同様に重要であることは言うまでもないが、業界を取り巻く事業環境や競合他社の状況に応じて、柔軟に成長戦略を使い分けていくことがポイントになると考えている(同社が店舗網を拡大する際の出店モデルの詳細や、既存店の客数増加のための取り組みの詳細は、過去のレポートに詳しい)。 店舗網拡大については、同社自身はアクセルとブレーキのどちらも特に踏んでいるわけではない。自社出店とM&Aの双方で、チェーンストア理論に基づいて同社が設定している基準にかなう案件が非常に少なく、結果的にここ数年、店舗数が横ばいで推移している状況だ。 しかしながら、こうした状況も2018年規制が完全適用になる2021年1月末には、新規則対応機への全面更新が必要となり、多数のパチンコホール事業者が事業の継続・撤退の判断を迫られることになる。同社にとっては、2021年3月期までの3年間は、上記の成長戦略(特に店舗網及びシェアの拡大)実現のための助走期間という見方も可能だ。 こうした枠組みの中で2019年3月期第2四半期は、機械費の低減に取り組んだほか、将来に向けた中長期にわたる取り組みとして遊技機共同開発体制の構築や分析モデルの共同構築などをスタートさせた。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《MH》