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新興市場銘柄ダイジェスト:ACSLがストップ安、大塚家具はストップ高

2018/12/21 15:29 FISCO
*15:29JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ACSLがストップ安、大塚家具はストップ高 <4583> カイオム 193 -23 大幅続落で上場来安値を更新。行使価額修正条項付新株予約権(第三者割当)6428個(潜在株式数は642万8000株)を発行すると発表。割当先はメリルリンチ日本証券で、割当日は19年1月8日。当初行使価額は233円。調達資金の約15億円は、がん治療用抗体の初期臨床試験や原薬及び製剤開発のための研究開発資金などに充てる。将来的な株式価値の希薄化懸念が嫌気され、売りに押されている。 <6232> ACSL 2623 - 一時ストップ安。公開価格を16.8%下回る2830円で初値を付けた。事業内容は、商業用ドローンの製造販売及び自律制御技術を用いた無人化・IoT化に係るソリューションサービスの提供。19年3月期の営業損益予想は3.02億円の赤字(前期実績5.42億円の赤字)。顧客企業のドローン活用による課題解決の検討を行う概念検証やシステム全体のカスタム設計・開発、量産機体の販売などで業績向上を図る。 <8186> 大塚家具 343 +80 ストップ高。一部メディアが「中国家具販売大手の居然之家(北京市)と業務提携する方針を固めた」と報じ、買い材料視された。報道によると、「資本提携も今後、視野に入れる。中国の居然之家の店舗で、大塚家具の商品を取り扱ってもらい、販売拡大につなげる」という。大塚家具も「居然之家との業務提携を検討中であり、取締役会において業務提携について付議する予定」とのコメントを発表している。 <4576> DWTI 475 +80 ストップ高。緑内障治療剤「H-1337」の緑内障・高眼圧症を適応症とした米国第1/2a相臨床試験の結果が得られたと発表している。主要評価項目で有効性が確認され、安全性に関して重篤な有害事象は認められなかった。試験の良好な結果を受け、収益の最大化を目指してオプション契約先である米Allystaとのライセンス交渉並びに他社とのライセンス交渉を進める。 <6664> オプトエレクト 1087 +35 大幅に3日ぶり反発。18年11月期の営業損益を従来予想の1.70億円の黒字から4.51億円の黒字(前期実績3.25億円の赤字)に上方修正している。モジュール、ハンディスキャナー、定置式スキャナー等で当初予定していなかった案件が複数発生したことに加え、新製品の卓上・組込式2次元スキャナーが寄与した。また、経営改革の結果、売上原価並びに販管費の削減が進んだことなども利益を押し上げた。 <2160> GNI 3195 +25 大幅に5日ぶり反発。米国でF351第1相臨床試験が完了し、良好な試験結果が得られたと発表。全ての被験者群で深刻な副作用は見られなかったことが再度確認された。既に中国でも同様の試験結果を得ており、中国での第3相臨床試験及び米国での第2相臨床試験の準備を進める。F351はアイスーリュイの誘導体で、肝星細胞の増殖などに働く阻害剤。動物実験で肝線維症及び腎線維症に対し顕著な有効性を示しているという。 <4427> EduLab 3730 - 公開価格を2.2%上回る3270円で初値を付けた。教育測定技術とAIを活用した次世代教育向けe-Testing/e-Learning事業及びテスト運営・受託事業を手掛ける。19年9月期の営業利益予想は前期比46.0%増の14.08億円。「英ナビ・スタディギア」などのサービスで英検協会向けの提供ライセンスが増加すると見込む。「全国学力・学習状況調査」を実施するための委託事業も落札している。 《FA》
関連銘柄 7件
2160 東証グロース
2,814
11/22 15:30
-36(-1.26%)
時価総額 140,914百万円
中国拠点に新薬探索から臨床開発、製造・販売まで行う。中国に自社製薬工場を保有。IPF治療薬「アイスーリュイ」が主力製品。骨移植関連製品等の医療機器事業も。米国子会社中心に新規開発候補化合物の開発図る。 記:2024/08/05
4427 東証グロース
250
11/22 15:30
-2(-0.79%)
時価総額 2,557百万円
テストセンター事業が主力。各種資格・検定試験や大学入試等にテストセンターを提供。テスト運営・受託事業、オンライン英語テスト「CASEC」の提供等も行う。増進会HDと資本業務提携。テストセンター事業は順調。 記:2024/07/08
98
11/22 15:30
-6(-5.77%)
時価総額 3,722百万円
眼科領域に注力するバイオベンチャー。プロテインキナーゼ阻害剤中心に新薬候補化合物の創出を行う。基礎研究から臨床開発に経営資源集中。パイプラインの拡充図る。眼科手術補助剤「DW-1002」は販売順調。 記:2024/06/18
180
11/22 15:30
+30(20%)
時価総額 9,475百万円
独自の抗体作製技術を用いた医薬品を開発中の創薬ベンチャー。抗体創薬技術の供与も。武田薬品と業務委託基本契約を締結。創薬支援事業は売上増。既存顧客との安定取引の継続。がん治療向け抗体の導出で契約一時金獲得へ。 記:2024/06/10
6232 東証グロース
1,191
11/22 15:30
-30(-2.46%)
時価総額 18,834百万円
産業用ドローンの自社開発、ドローン活用の無人化システムの受注開発・生産・販売等を行う。独自開発の自律制御技術に強み。日本郵便と物流専用新型ドローンを共同開発。取引先は230社超。小型空撮、物流が注力領域。 記:2024/10/09
6664 東証スタンダード
247
11/22 15:30
+2(0.82%)
時価総額 1,625百万円
自動認識装置メーカー。国内唯一、バーコード読み取りハネウェルの核となるモジュールエンジンを製造。レーザモジュールで国内トップシェア。海外が約半数。定置式スキャナ製品等が堅調。米特許訴訟は費用継続。 記:2024/11/02
8186 JQスタンダード
276
8/27 15:00
+1(0.36%)
時価総額 16,106百万円
家具専門店大手。中高級品・輸入家具に強み。22.4期はコロナ影響で苦戦。だがコスト削減などが効き採算上向く。継続前提に重要事象。親会社のヤマダHDが株式交換により完全子会社予定。8月30日付で上場廃止に。 記:2021/08/15