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プレサンス Research Memo(2):都市中心部への供給に特化し、多彩な商品ポートフォリオが強み

2018/12/17 15:12 FISCO
*15:12JST プレサンス Research Memo(2):都市中心部への供給に特化し、多彩な商品ポートフォリオが強み ■会社概要 1. 会社概要 プレサンスコーポレーション<3254>は、ファミリーマンション及びワンルームマンションの企画・開発・分譲・分譲から賃貸および建物管理まで一貫して手掛ける独立系の総合マンションデベロッパーである。近畿圏及び中京・東海圏ではマンション供給数が連続No.1であり、全国でも2位(2017年)に躍進した。都心主要駅から、ワンルームマンションは徒歩5分以内、ファミリーマンションは徒歩10分以内の利便性の良い立地に、自社で企画開発するプレサンスシリーズのマンションを展開。士気の高い販売部隊が強みであり、完成在庫の売れ残りは極めて少ない。1997年の設立以来、順調な成長を続けており、2007年に東証2部上場、リーマンショックにも大きな影響を受けずに2013年には東証1部上場を果たし、2015年に「JPX日経インデックス400」の構成銘柄に選定されている。 2. 沿革 同社の母体は、1997年10月に株式会社日経プレステージとして大阪で設立されたワンルームマンション販売会社である。2002年4月に株式会社プレサンスコーポレーションに商号変更された。1998年に建物管理業務及び保険代理業務、1999年にはファミリーマンション販売及び不動産賃貸管理業務に進出するなど、周辺業務を取り込みながら業容を拡大してきた。2000年代に入ってからは自社開発物件を手掛け始め、中京・東海及び関東へ販売エリアを広げた。2008年には中古物件売買・仲介業務を行う(株)プレサンスリアルタを設立、2014年には建設事業を行う(株)トライストを子会社化、家賃保証業務を行う(株)プレサンスギャランティを設立。2015年5月には不動産ソリューション・コンサルティング事業を行う(株)プレサンスリアルエステートを設立した。リーマンショック(2008年9月~)の影響で不動産業界は大きな痛手を負ったが、同社は業績を維持し、分譲マンション準大手企業に成長した。2007年に東証2部上場、2013年には東証1部上場を果たす。2015年には「JPX日経インデックス400」の構成銘柄に、2016年には「JPX日経中小型株指数」の構成銘柄に選定されており、株式市場の評価も高い。 3. 事業構成 主力事業はワンルームマンション及びファミリーマンションの開発及び販売である。創業からの中核事業である「ワンルームマンション販売」は、販売戸数1,638戸(2019年3月期第2四半期)、売上構成比は25.5%(同)である。住戸専用面積で20~50平方メートル、都心の主要駅より徒歩5分圏内で利便性に富む立地に建設され、「プレサンス」ブランドで販売される。ワンルームマンションは資産運用を目的に購入されるものであり、高給与所得者・富裕層だけでなく、安定した収入のある一般的な給与所得者が主要顧客である。 「ファミリーマンション販売」は、販売戸数1,639戸(同)、売上構成比で53.1%(同)を占める。住戸専用面積で50~100平方メートル、主要駅より徒歩10分圏内で環境性に富む立地に建設され、「プレサンス ロジェ」などのブランドで販売される。販売は子会社の(株)プレサンス住販が担当する。 次に大きい商品セグメントである「一棟販売」は自社開発したワンルームマンションの卸売販売であり、売上構成比で6.3%(同)である。「ホテル販売」は2018年3月期から売上が立ち始めたセグメントであり、主にビジネスホテルを開発し販売する。今期竣工ラッシュを迎えており、売上戸数980戸(同)、売上構成比で15.1%(同)に大幅増加した。この他に、自社開発した物件の賃貸事業、建物管理、賃貸管理、保険代理等を行っているが構成比は小さい。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《HN》
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時価総額 129,956百万円
投資用分譲マンションやファミリー分譲マンションの開発、販売等を行う。近畿圏、東海・中京圏などが主要販売エリア。オープンハウスグループ傘下。不動産販売事業はプレサンス堺筋本町エグゼブラン等の販売が順調。 記:2024/05/16