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白鳩 Research Memo(4):前期比増収・経常増益で着地。第4四半期に売上高が伸び悩んだがおおむね計画線で推移

2018/12/10 15:44 FISCO
*15:44JST 白鳩 Research Memo(4):前期比増収・経常増益で着地。第4四半期に売上高が伸び悩んだがおおむね計画線で推移 ■業績の動向と今後の見通し 1. 2018年8月期決算の概要 白鳩<3192>の2018年8月期決算は、売上高5,384百万円(前期比5.9%増)、営業利益199百万円(同1.4%減)、経常利益182百万円(同10.7%増)、当期純利益127百万円(同8.8%減)と、増収・経常増益で着地した。 同社は期初において売上高の予想のみを開示し、第3四半期を終えた2018年6月21日に業績修正を発表し、売上高見通しを期初予想から若干引き下げるとともに、新たに利益の予想を開示した。最終的に、売上高は修正予想にわずかに未達となったが、利益面ではほぼ予想どおりとなった。 2018年8月期は、他サイトと差別化を図り、また、リピート率の維持向上に加えて新規顧客の獲得を図るべく、新規ブランドの取扱いと品ぞろえの拡充・強化に重点的に取り組んだ。その結果、2018年8月期末の取扱商品数は12,846点と、期末として過去最高を更新した。また、販売面でも、国内外の前期新規ECショッピングモールが通年寄与し、新規顧客の獲得と販路拡大に努めた。これらの結果、売上高は前期比5.9%増と増収を確保した。 事前の予想との比較では、売上高は期初予想並びに修正予想の両方に対して未達となった。例年、第4四半期は第3四半期までに比べて売上高が伸びる傾向にあるが、2018年8月期第4四半期は前四半期比微減となり失速した。この要因としては豪雨や地震などの自然災害によって消費者の志向が通常から変化した影響などが考えられる。 一方、利益面では、価格競争激化などのマイナス要因はあったものの売上総利益率は前期の39.4%から39.8%に改善した。しかし人件費と販促関連費用の増加で販管費が増加し、販管費率は前期の35.5%から36.1%に上昇した。これらの結果、営業利益率は前期の4.0%から3.7%に低下し、前述のとおり199百万円の営業利益となった。支払利息や手数料の減少で営業外収支が改善した結果、経常利益は前期比増益となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之) 《RF》
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