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ノムラシステム Research Memo(2):次世代戦略室を発足、RPA事業を推進

2018/12/10 15:16 FISCO
*15:16JST ノムラシステム Research Memo(2):次世代戦略室を発足、RPA事業を推進 ■ノムラシステムコーポレーション<3940>の当面の事業展開 さらに、「次世代戦略室」を発足させたことが見逃せない。発足の目的は、持続的成長と企業価値向上を実現加速させることを目指すこと、としている。ここでは、デジタルテクノロジーを活用したサービスを展開していく。まずは、RPA(Robotic Process Automation)サービスの推進だ。数社の受注(予定含め)が進んでおり、企業規模・業種によらず、次世代戦略室単独での引き合いが活性化していると言う。今後は、SAPのロボット化で付加価値を高め、全社での受注拡大につなげる。 後継製品にリプレイスする2025年まで飛躍の期間に 現在の主力である「SAP ERP 6.0」は2025年にメンテナンス終了予定となっており、今後は後継製品「S/4 HANA」へのリプレイス需要増にいかに対応するかが、事業を展開する上でのポイントになってくる。このリプレイス需要増は、同社が目指すプライム案件取込みのチャンスになる。先行き膨らむと想定される「SAP ERP」需要を高収益のプライムで獲得し、会社側としては中長期的な経営目標として経常利益率15%以上を確保できるように、プライム案件の受注に力を注ぐ方向だ。 同社では、「SAP S/4HANA」へ完全切替えとなる2025年までを大きく成長する8年として位置付けている。その時点では、「SAP S/4HANA」を土台に、「SAP ERP」とビッグデータ分析、AI、IoT、クラウドの組み合わせによる競合優位を確立する。そのためには、レベルの高い人材の採用と育成が課題となりそうだ。同社は年間の離職率が3~5%にとどまる。そうしたなかで、新卒を育てて戦力化させ、着実にビジネスを遂行していく。 一方、同社は2018年6月に東京証券取引所第1部市場に指定替えとなった。これによって、社員の士気が高まるほか、顧客の信頼度がよりアップし、プライム案件の受注活動の追い風となる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水野文也) 《SF》
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独SAP社の統合基盤業務システムを軸とするシステム導入コンサルティングを手掛ける。人事ソリューションに強み。RPA・AIコンサル等も。コンサルタント数は順調増。大手製薬会社向けなど各プロジェクトは順調。 記:2024/06/24