マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 8:19:23
15,152,497
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ダイキアクシス Research Memo(5):受注残高が積み上がり、2018年12月期通期予想は据え置き

2018/9/27 15:05 FISCO
*15:05JST ダイキアクシス Research Memo(5):受注残高が積み上がり、2018年12月期通期予想は据え置き ■今後の見通し ● 2018年12月期の業績見通し ダイキアクシス<4245>の2018年12月期通期の連結業績予想は、期初予想が据え置かれた。売上高は前期比6.1%増の35,600百万円、営業利益で同18.0%増の1,350百万円、経常利益で同11.7%増の1,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同34.4%増の1,000百万円と増収増益が予想されている。第2四半期の計画未達の主因が、環境機器関連事業における期ズレであった。それらは、下期中に売上高に計上される予定だ。第2四半期末の受注残高は、環境機器関連事業が前年同期の20億円から55億円へ、住宅機器関連事業が11億円から13.5億円に拡大している。下期に環境機器関連事業における大型案件の期ズレを解消する。 (1) 事業セグメント別予想 通期の事業セグメント毎の予想も変更されていない。 a) 環境機器関連事業 環境機器関連事業は売上高が前期比7.0%増の17,590百万円、売上高構成比が49.4%になる。そのうち海外売上高は前期比25.3%増の1,712百万円が予想されている。メンテナンスは4,344百万円と同3.9%増の安定成長が見込まれる。2017年12月期に新規獲得が8件にとどまった上水事業のエスコ事業は、15件を目標とする。引き合いが活発に寄せられており、予算達成は施工能力に依存する。環境機器関連事業の営業利益は同14.6%増の1,554百万円、売上高営業利益率が8.8%となる。 b) 住宅機器関連事業 住宅機器関連事業の売上高は前期比2.7%増の16,011百万円を見込んでいる。建設関連業者等が同ほぼ横ばいの11,141百万円、ホームセンターリテール商材が同6.5%増の2,720百万円、住機部門工事が同13.2%増の2,150百万円を想定している。同事業の営業利益は同2.2%増の591百万円、売上高営業利益率3.7%を見込んでいる。 c) 再生可能エネルギー関連事業 2018年12月期から「再生可能エネルギー関連事業」が、新たに分離・表記された。同事業には、太陽光発電に係る売電事業、バイオディーゼル燃料事業、小形風力発電機関連事業が含まれる。2017年12月期実績は、売上高が173百万円、営業損失が163百万円であった。2018年12月期の予想は、売上高が前期比94.5%増の338百万円、営業損失が10百万円となる。太陽光発電に係る売電事業は、DCMグループ店舗の屋根を利用した事業推進により、売上高が前期比3.4倍の221百万円を見込む。バイオディーゼル燃料事業と小形風力発電事業の売上高は、それぞれ96百万円と20百万円と大きな予算は立てていない。 d) その他の事業 クリクラ事業、土木及び賃料収入で構成されるその他の事業は、売上高が前期比22.4%増の1,660百万円、営業利益が同15.6%増の204百万円としている。売上高はクリクラ事業が9.0%増の620百万円、土木が同28.5%増の1,000百万円。2017年12月期の期中から連結対象となったDADは9ヵ月間の寄与であったが、2018年12月期はフルに取り込まれる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健) 《MH》
関連銘柄 1件
4245 東証スタンダード
719
11/22 15:30
-2(-0.28%)
時価総額 9,830百万円
浄化槽・排水処理システムや地下水飲料化等を手掛ける環境機器関連事業が主力。愛媛県松山市に本社。住宅機器関連事業、再生可能エネルギー関連事業も。環境機器関連事業はメンテナンス事業、上水エスコ事業の拡大図る。 記:2024/07/08