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サイバーコム Research Memo(4):2018年12月期は12ヶ月決算に復帰、新たな成長ステージへ

2018/9/14 15:24 FISCO
*15:24JST サイバーコム Research Memo(4):2018年12月期は12ヶ月決算に復帰、新たな成長ステージへ ■サイバーコム<3852>の今後の見通し 2018年12月期業績見通しについては年初計画どおりで、売上高が11,500百万円、営業利益は580百万円、経常利益は580百万円、当期純利益は390百万円を予想している。前期が9ヶ月決算のため単純比較は難しいが、前年の同一期間(2017年1月−2017年12月)の実績値と比較してみると、売上高は6.6%増、営業利益が16.3%増、経常利益が13.3%増、当期純利益が6.7%増となっている。 通信ソフトウェア開発において大手通信事業者の設備投資減の影響はあるものの、車載システム関連の制御ソフトウェア開発や企業向け業務ソフトウェア開発などの好調に加えサービス事業も堅調であることから、全体の売上高は伸長するものとみている。利益面では、事業拡大に向けた人材採用と技術者育成の強化や積極的な営業活動を行うための費用等を見込んでいる。特に新卒採用については、前期62名採用のところ、2018年12月期は80名を予定しているとのことである。また前期は、通信ソフトウェア開発から他分野への一時的な要員転換や新規分野の技術者確保にかかる採用コストの増加、前々期末に実施した自社ビル取得にかかる費用増などを計上し、利益指標が縮小した。それを考慮すると、2018年12月期は増収効果の割には比較的保守的な利益目標値と考えられる。第2四半期累計の実績も順調に進捗しており、2018年12月期に通期業績予想値を達成することは、よほどの想定外のリスクが生じない限りは問題ないだろう。場合によっては、営業利益はリーマンショック前の過去最高値(2008年3月期610百万円)を超過達成する可能性もあると見る。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹) 《HN》
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富士ソフト傘下のソフト開発会社。通信分野に強み。受託開発主体にSI、自社パッケージも展開。通信ソフトウェア開発は好調。23.12期3Q累計は増収増益。富士ソフトによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/01/09