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プレサンス Research Memo(2):供給戸数全国2位、近畿圏・東海/中京圏で連続1位のマンションデベロッパー

2018/8/29 15:12 FISCO
*15:12JST プレサンス Research Memo(2):供給戸数全国2位、近畿圏・東海/中京圏で連続1位のマンションデベロッパー ■会社概要 1. 事業概要 プレサンスコーポレーション<3254>は、ファミリーマンション及びワンルームマンションの企画・開発・分譲を手掛ける独立系デベロッパーである。近畿圏及び東海・中京圏のマンション供給数はそれぞれ8年連続、6年連続で第1位であり、全国でも第2位(2017年)に躍進した。都心主要駅近くで利便性の良い立地に、自社で企画開発するプレサンスシリーズのマンションを展開。士気の高い販売部隊も強みであり、完成在庫の売れ残りは極めて少ない。1997年の設立以来、順調な成長を続けており、2007年に東証2部上場、リーマンショックにも大きな影響を受けずに2013年には東証1部上場を果たし、2015年に「JPX日経インデックス400」の構成銘柄に、2016年には「JPX日経中小型株指数」の構成銘柄に選定されており、株式市場の評価も高い。 同社はワンルームマンションからファミリーマンション、一棟販売(ワンルームマンションの卸売)からホテルまで多様な事業を展開している稀有な企業である。多様な商品ラインアップは、土地の情報が入ってきた時に最適な活用法を可能にし、仕入ボリュームを大きくすることができ、競合よりも有利に土地取得を進めることができる。 2. 主要商品別の販売動向 「ワンルームマンション販売」は、販売戸数1,388戸(2019年3月期第1四半期)、売上構成比は30.6%(同)である。住戸専用面積で20~50平方メートル、都心の主要駅徒歩5分圏内で利便性に富む立地に建設され、「プレサンス」ブランドで販売される。ワンルームマンションは資産運用を目的に購入されるものであり、高給与所得者・富裕層だけでなく、安定した収入のある一般的な給与所得者などがターゲット顧客である。最も大きい対象顧客セグメントをターゲットとしていることにより、経済・金融情勢が変化しても一定の需要が継続し、業績の安定性につながっている。 「ファミリーマンション販売」は、販売戸数1,164戸(同)、売上構成比で55.0%(同)を占める。住戸専用面積で50~100平方メートル、都市部の主要駅より徒歩10分圏内で利便性と環境性に富む立地に建設され、「プレサンス ロジェ」などのブランドで販売される。販売は子会社の(株)プレサンス住販が担当する。 「一棟販売」は自社開発したワンルームマンションの卸売販売であり、売上構成比で5.6%(同)である。「ホテル販売」は2018年3月期から売上が立ち始めたセグメントであり、主にビジネスホテルを開発し販売する。第1四半期は2棟のホテルを引き渡し売上戸数240戸(同)、売上構成比で5.6%(同)である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《NB》
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時価総額 136,949百万円
投資用分譲マンションやファミリー分譲マンションの開発、販売等を行う。近畿圏、東海・中京圏などが主要販売エリア。オープンハウスグループ傘下。不動産販売事業はプレサンス堺筋本町エグゼブラン等の販売が順調。 記:2024/05/16