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キャンバス---2018年6月期増収、Stemline社からのテクニカルアドバイザリーフィーを計上

2018/8/16 8:48 FISCO
*08:48JST キャンバス---2018年6月期増収、Stemline社からのテクニカルアドバイザリーフィーを計上 キャンバス<4575>は14日、2018年6月期決算を発表した。事業収益が前期比0.1%増の1.10億円、営業損失5.39億円(前期は4.06億円の損失)、経常利益5.47億円の損失(同4.00億円の損失)、当期純損失5.32億円(同4.19億円の損失)となった。 化合物CBP501は、開発パイプライン中で最も先行しており、既に終了した臨床第2相試験のデータの詳細解析から、「癌微小環境」「癌免疫」「癌幹細胞」などに関わる多様な作用がわかってきたことから、抗癌剤シスプラチンと免疫系抗癌剤ニボルマブ(商品名:オプジーボ)との併用による臨床第1b相試験を2017年10月から実施している。フェーズ1b試験の経過および結果によって、今後の開発にかかる提携パートナー獲得の可能性を高めていく考えであるとしている。 2つ目の候補化合物CBS9106は、同社が創出した可逆的CRM1(XPO1)阻害剤で、提携パートナーである米国Stemline社が、進行固形癌患者を対象とし、主に安全性の評価を目的とした臨床第1相試験を進めている。なお、同社は、同日Stemline社へのライセンス契約の地域範囲を原契約で除外されていた日本・中国・台湾・韓国を含む全世界に拡大する修正契約の締結決定を発表している。 さらに、これら2つの候補化合物の後続パイプラインとなる新規候補化合物の探索・創出においては、候補化合物CBP-A08を獲得している。 2019年6月期通期の業績予想については、事業収益で前期比5.0%増の1.15億円、営業損失8.51億円、経常損失8.51億円、当期純損失8.52億円を見込んでいる。がん治療領域において、期待が集まる免疫系抗がん剤フィールドでの動向が注目される。 《NB》
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抗がん剤の研究開発に特化した創薬バイオベンチャー。静岡県沼津市に本社。免疫着火剤「CBP501」が先行パイプライン。基礎研究、臨床開発の連携サイクルが強み。CBP501は次相臨床試験の準備を進める。 記:2024/08/13