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カドカワ---niconico(く)等の新サービスがスタート

2018/8/10 17:16 FISCO
*17:16JST カドカワ---niconico(く)等の新サービスがスタート カドカワ<9468>は9日、2019年3月期第1四半期(2018年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.6%減の496.31億円、営業利益が同49.5%減の3.99億円、経常利益が同73.7%増の11.11億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が3.68億円(前年同期は0.23億円の損失)となった。 Webサービス事業の売上高は前年同期比11.0%減の67.75億円、セグメント損失(営業損失)は4.11億円(前年同期は0.72億円の損失)となった。「ニコニコプレミアム会員」が減少したことや、減少の改善対応にかかる費用と新サービスの開発費用等が影響したが、想定よりも減少幅や営業損失は小さかった。 出版事業の売上高は前年同期比1.6%減の265.80億円、セグメント利益(営業利益)は同5.3%減の10.37億円となった。書籍は大型作品等が好調に推移、雑誌販売は刊行計画の見直しなどで減少した。電子書籍・電子雑誌は好調で書籍・雑誌を補う形で伸長した。 映像・ゲーム事業の売上高は前年同期比4.0%増の111.59億円、セグメント利益(営業利益)は同36.5%増の8.77億円となった。映像では、4月スタート新アニメ「STEINS;GATEゼロ」等の海外ライセンス販売、「Re:ゼロから始める異世界生活」等の商品化許諾、劇場前売券サービスが好調に推移した。ゲームでは、「DARK SOULS REMASTERED」等のパッケージゲームや「Bloodborne」等の海外ロイヤリティ収入が好調だった。 2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比11.7%増の2,310億円、営業利益が同154.4%増の80億円、経常利益が同144.8%増の91億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同420.1%増の54億円を据え置いている。 《SF》
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旧KADOKAWAとドワンゴが経営統合。出版・IP創出事業が主力。アニメ・実写映像事業、ゲーム事業、通信制高校の運営等も。中計では28.3期売上高3400億円目標。出版IP数の拡大などに取り組む。 記:2024/06/13