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ロックオン Research Memo(4):18/9期2QはマーケティングPF事業が積極投資により20%を超える伸び

2018/6/27 15:04 FISCO
*15:04JST ロックオン Research Memo(4):18/9期2QはマーケティングPF事業が積極投資により20%を超える伸び ■業績動向 1. 2018年9月期第2四半期の業績概要 株式会社ロックオン<3690>の2018年9月期第2四半期の売上高は877百万円(前年同期比3.7%増)、営業損失70百万円(前年同期は102百万円の利益)、経常損失81百万円(前年同期は118百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失58百万円(前年同期は83百万円の利益)となり増収減益となった。 売上高に関しては、主力のマーケティングPF事業が前年同期比21.6%増と成長が加速した。マーケティング&セールスへ積極投資(売上比で35%)したことで、主力サービス「アドエビス」のアカウント数が大幅増加、顧客単価に関しても微増となった。一方で商流PF事業はEC受託開発業務(ソリューション)の移管を進めたため大幅減収。全社として前年同期比3.7%と小幅な増加となった。 営業利益に関しては、マーケティングPF事業への積極投資を行い赤字決算とした。内訳としては、人件費が124百万円増(前年同期比)、広告宣伝費及び代理店手数料が52百万円増(同)が主な投資である。弊社試算では、同社の生涯顧客価値(LTV)は約2.7百万円、それに対して実際の1顧客獲得コスト(CAC)は約0.9百万円となっており、結果としてコストは3分の1程度であり、経済的に十分正当化できる適性水準と言えるだろう。なお、商流PF事業は、前期までに事業再編が終了しセグメント利益が黒字化した。 自己資本比率73.9%、高い安全性を維持 2. 財務状況と経営指標 2018年3月末の総資産は1,627百万円となり、前期末比188百万円の増加となった。主な増加は、現金及び預金の79百万円増、ソフトウェアなどを主とする無形固定資産45百万円増が主な要因である。 負債合計は前期末比219百万円増の424百万円となった。主な増加は、流動負債の219百万円増であり短期借入金の増加が要因である。 経営指標(2018年3月末)では、流動比率282.5%、自己資本比率73.9%と高く、安全性に懸念はない。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《MH》
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時価総額 3,594百万円
広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」などのマーケティングDX支援事業、ECサイト構築の「EC-CUBE」などのコマース支援事業を展開。マーケティングプロセス領域における新サービスなどで成長目指す。 記:2024/06/07