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アイビーシー<3920>---子会社のiBeedがiChainに商号変更、保険ポートフォリオ管理アプリを提供開始

2018/5/18 8:30 FISCO
*08:30JST アイビーシー<3920>---子会社のiBeedがiChainに商号変更、保険ポートフォリオ管理アプリを提供開始 アイビーシー<3920>は17日、子会社でインシュアテック(保険×テクノロジー)のスタートアップであるiBeed(本社:東京都中央区)が、iChain(アイチェーン)に商号変更したことを発表。また5月18日より、加入している保険を一括で管理できる保険ポートフォリオ管理スマホアプリ「iChain保険ウォレット」をApp Store、Google Playにて無料配信すると発表した。 今回の商号変更では、ブロックチェーンのイメージを「Chain(チェーン)」というキーワードに託し、成長市場の中でiChainのサービスを利用するコンシューマーと保険事業者に対し「人と人を技術でつなげる」というコーポレート・メッセージを明確にしたという。 「iChain保険ウォレット」は、18歳~69歳の日本在住者の実に80%以上が生命保険に加入しているといわれる状況下で、国内保険事業者の保険商品に対応し、保険加入者の保険情報および保険証券イメージをスマートフォンで登録・閲覧できるようにした上で、当該情報を家族のスマートフォンに共有できるスマホアプリ。有事の際に、保険加入者やその家族が迷わず保険事業者へ連絡し、保険金や給付金の請求ができるようになるとしている。 今後、iChainでは、個人に対しては、これまで紙ベースで行われてきた加入保険の保険証書をスマートフォンで管理できるようにすることで、「もしも」のときに迷わずに保険金請求ができるような「世の中を少し便利にする」世界観を実現し、また保険事業者に対しては、ブロックチェーンベースの保険証券管理および保険金支払いプロセス管理のプラットフォームにより、保険事業者のメインフレームからWebを中心とした分散技術へのトランスフォーメーションを進めていくという。 アイビーシーもネットワークインフラの性能監視ツール分野におけるパイオニアであったが、iChainがターゲットとしているインシュアテックという分野は、日本ではまだほとんど先例がなく黎明期といえる状況にある。「iChain保険ウォレット」もiChainの先駆的な取り組みの第一歩であるだけに、今後の動向には要注目であろう。 《MW》
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ITシステムの情報管理・性能監視ツールを提供。情報を高速収集して解析する技術に強み。ソフトウエアライセンスの販売、有人監視サービスの提供など。ライセンス販売が堅調。機器販売も拡大。販管費増等こなす。 記:2024/08/07