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グリムス---18年3月期は13期連続の増収、各利益も3期連続の過去最高益を達成

2018/5/16 17:40 FISCO
*17:40JST グリムス---18年3月期は13期連続の増収、各利益も3期連続の過去最高益を達成 グリムス<3150>は15日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比26.3%増の89.80億円、営業利益が同35.5%増の10.18億円、経常利益が同37.1%増の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.0%増の7.03億円となった。売上高は会社設立以来13期連続の増収、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益については、3期連続の過去最高益の更新を達成している。 エネルギーコストソリューション事業の売上高は前期比20.0%増の40.37億円、セグメント利益は同27.9%増の12.23億円となった。業務用エアコン・冷凍機・コンプレッサーなどの各種省エネ設備のセット販売やクロスセル、電力料金の削減を目的とした電力の取次手数料が好調に推移した。 スマートハウスプロジェクト事業の売上高は前期比4.0%減の35.33億円、セグメント利益は同6.0%減の2.20億円となった。ハウスメーカーとの提携販売やVPPの活用といった多様な販売手法を積極的に推進した。提携販売は好調に推移し、塗装・リフォームなど外注工事は堅調に推移したが、売電価格の低下等の要因により、住宅用太陽光発電システム・蓄電池に関連する売上は減少した。メガソーラー2基を中心とする太陽光発電所による売電収益は、ストック収益として安定的な収益基盤となっている。 小売電気事業の売上高は13.88億円(前期の売上高は0.03億円)、セグメント利益は0.36億円(前期は0.51億円の損失)となった。負荷率(最大電力に対する平均電力の比率)が低く電力料金の削減余地が高いエネルギーコストソリューション事業の既存顧客を主な対象として電力の小売を推進し、約80%といった高い成約率をもとに順調に収益を伸ばした。また、電力の調達コストも安定的に推移しており、順調に利益を伸ばした。 2019年3月期通期の連結通期業績については、売上高が前期比28.2%増の115.12億円、営業利益が同25.0%増の12.73億円、経常利益が同22.7%増の13.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.9%増の8.50億円としている。 《MW》
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小売電気事業、事業用太陽光発電システムを主力商材とするエネルギーコストソリューション事業が柱。スマートハウスプロジェクト事業も手掛ける。小売電気事業では独自燃調の運用などで安定的な業績成長を目指す。 記:2024/07/05