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RSテクノ Research Memo(3):再生ウェーハ事業の拡大と中国での半導体事業の展開を成長戦略の基本に位置付け

2018/5/16 15:13 FISCO
*15:13JST RSテクノ Research Memo(3):再生ウェーハ事業の拡大と中国での半導体事業の展開を成長戦略の基本に位置付け ■事業概要と成長戦略 3. RS Technologiesの成長戦略 上述のようにRS Technologies<3445>はプライムウェーハへの進出を決断したが、これに伴い、中・長期的な経営方針も従来から変更された。新たな中・長期的経営方針は、1)再生ウェーハ市場での当社シェア拡大と、2)中国半導体マーケットへの参入の2つのテーマから成っている。 1)再生ウェーハ市場での当社シェア拡大 これは従来の経営方針を引き継ぐもので、再生ウェーハ市場における世界No.1の地位をより確固たるものとするための同社の意気込みと取り組みが示されている。生産キャパシティの拡大と伸長する需要の取り込みは、表裏一体の関係にあると言える。この点については、後述するように、日本・台湾での再生能力増強投資が公表されている。潜在的な再生市場の開拓とは、同社の独自技術である金属膜除去技術の実用化を念頭に置いたものだ。これも後述するように、実用化に向けて着々と進捗している。 2)中国半導体マーケットへの参入 このテーマも従来の中・長期的な経営方針のなかで掲げられていたが、その具体的事業は半導体生産設備の買取・販売事業や消耗品販売事業であった。しかしながら同社が中国でのプライムウェーハ事業進出を決断したことで、中国における事業の内容と優先順位が大きく様変わりした。目下増強投資を進めている200mmプライムウェーハの生産力拡大がトップに来ているのは当然だが、その次に300mmプライムウェーハへの参入が掲げられている点は非常に興味深い。他方、半導体生産設備及び関連資材の中国販売拡大が4番目に置かれているが、弊社ではこの事業が持つ重要性は従来から全く変わっておらず、ポテンシャルはむしろ拡大しているとみている。中国での事業拡大については、プライムウェーハだけにとどまらず、隅々まで注意深く見守っていくべきだと考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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時価総額 97,477百万円
半導体製造工程で使う再生ウエハで世界トップ。新品ウエハの生産も。24.12期は上期低調も下期の回復を想定し、最高業績更新を計画。中計では26.12期に営業益168億円を目指す。次世代電池用の電解液に参入。 記:2024/04/11