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ネットマーケティング---3Qは増収増益、メディア事業「Omiai」が牽引

2018/5/10 15:41 FISCO
*15:41JST ネットマーケティング---3Qは増収増益、メディア事業「Omiai」が牽引 ネットマーケティング<6175>は10日、2018年6月期第3四半期(2017年7月-2018年3月)決算を発表した。売上高が前年同期比10.3%増の77.14億円、営業利益が同64.6%増の4.74億円、経常利益が同77.5%増の4.85億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同82.3%増の3.33億円となった。なお、売上高、各段階利益の進捗率は、68.3%、87.8%、90.1%、90.0%となっている。 メディア事業は、積極的なプロモーションが奏功し、売上高は前年同期比33.3%増の23.00億円、営業利益は同101.1%増の4.13億円と大幅な増収増益を達成するなど、引き続き、高い成長を見せている。成長ドライバーである「Omiai」の2018年3月時点の有料会員数は継続して順調に増加、累計会員数はサービス開始以降294万人を突破した。余剰利益の一部は、第2四半期より新サービスである「QooN」の開発費に充当している。2018年6月28日にはAndroid版のリリースを予定している。 広告事業は、案件ポートフォリオの見直しにより利益率の向上を図り、新規案件の開拓、既存案件のアップセルを行った結果、売上高は前年同期比11.4%増の18.99億円、営業利益は同56.0%増の1.70億円と増収増益となった。 メディア事業の戦略面では、市場シェア拡大に向けた取り組みを行う。具体的には、これまでFacebookのアカウントを利用した恋愛マッチングサービスとして展開してきたが、近年のユーザーによるFacebook以外のSNS利用の変化を鑑み、非Facebookユーザーにおいても、「Omiai」への登録を可能とする。TwitterやInstagram、YouTubeなどへ広告出稿チャネルを拡大させ、動画広告、アドネットワークを活用した広告出稿量を増やす事により、プロモーションを積極的に行っていく。また、非Facebookユーザーにおいても、身分証明書の提示に基づいた厳格な年齢確認、24時間体制のメッセージ監視等、同社のガイドラインを順守し、これまで通りの「安心・安全」の品質を確保していく。 2018年6月期の業績予想については、売上高は前期比14.5%増の112.96億円、営業利益は同22.4%増の5.40億円、経常利益は同27.2%増の5.38億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同25.0%増の3.71億円と売上高、営業利益ともに過去最高値を見込んでいる。 《MW》
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日本最大級の恋愛マッチングアプリ「Omiai」を運営。アフィリエイト広告主体の広告事業も手掛け、広告主はエステ・人材・金融などが有力。1Qは利益足踏み。米ベインキャピタルがTOB、実現なら上場廃止へ。 記:2022/11/30