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メディシノバ---MN-166のアルコール摂取障害および離脱症を適応とするUCLAとの共同臨床治験開始

2018/5/8 9:46 FISCO
*09:46JST メディシノバ---MN-166のアルコール摂取障害および離脱症を適応とするUCLAとの共同臨床治験開始 メディシノバ<4875>は8日、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の研究者らと、アルコール摂取障害および離脱症を適応としたMN-166(イブジラスト)の臨床治験を開始する予定と発表した。 本臨床治験は、UCLA Brain Research Instituteの心理学科および精神医学・生物行動科学 科教授であるララ・レイ博士との共同研究で、オピオイド受容体および薬物濫用研究所 (CSORDA:Center for Study of Opioid Receptors and Drugs of Abuse)より研究助成金 (国立薬物乱用研究所助成金番号P50-DA005010)を受けて行われる。 予定されている臨床治験は、アルコール摂取障害(AUD)と診断された患者の治療法としてのMN-166の可能性を評価するもので、アルコール離脱症状を訴えない患者に比べ、離脱症状に関連する不安・不快感を訴える患者においてMN-166がアルコール離脱症状に効果があるかを評価する。前回の臨床治験では、長引くアルコール離脱症状の顕著な症状である強いうつ症状を有する治験参加者において、MN-166がアルコールのもたらす報酬効果を鈍らせるのに有効であることを示した。 本治験責任研究者であるララ・レイ博士は次のようにコメントしている。 「アルコール摂取障害の治療におけるMN-166の評価を継続するために、メディシノバと引き続き協同研究できることを大変喜んでいます。本疾患患者でのアルコールの影響、離脱症状、それに対するMN-166への反応などの相互効果は興味深いものです。」 メディシノバの代表取締役社長兼CEOである岩城裕一氏は次のようにコメントしている。 「ララ・レイ博士との共同研究により、MN-166のアルコール摂取障害における薬理療法としての効果をさらに追及することを嬉しく思います。また、米国国立衛生研究所からのこの臨床治験プログラムへの支援を感謝しています。」 なお、本件が2018年12月期の業績に与える影響は現在のところ未定だが、業績に重要な 影響を及ぼすことが明らかになった場合、確定次第速やかに発表するとのこと。 《TN》
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時価総額 7,396百万円
米国拠点のバイオベンチャー。日本の製薬会社から導入した新薬候補を臨床開発し、欧米で上市を推進。1件の臨床開発マイルストーンを達成。研究開発及びパテント費の減少等により、23.12期通期は損益改善。 記:2024/04/15