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コニシ---18年3月期は過去最高の業績、期末配当金の増額も発表

2018/5/1 18:00 FISCO
*18:00JST コニシ---18年3月期は過去最高の業績、期末配当金の増額も発表 コニシ<4956>は27日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比5.9%増の1,284.92億円、営業利益が同5.9%増の72.38億円、経常利益が同6.2%増の73.31億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.3%増の46.19億円となり、売上高、各利益段階で過去最高を塗り替えた。 ボンドの売上高は前年同期比2.5%増の480.86億円となったが、原材料価格の上昇、輸送コストの高騰により利益率が低下し、営業利益は同1.6%減の45.59億円となった。一般家庭用関連は、ホームセンターやコンビニエンスストア、100円均一ショップなどでの売上は前年度並みで推移した。住宅関連は、内装工事用接着剤、建築資材の製造に使用する接着剤の売上は堅調に推移した。また、タイル用接着剤について売上が大きく増加した。産業資材関連は、紙関連用途向けの水性接着剤やパネル用途向けのウレタン系接着剤および自動車・電子部品等向けの弾性接着剤が伸長した。また、新規開拓が進んだ粘着テープも伸長した。サンライズは戸建用シーリング材、自動車用商材が堅調に推移し、売上は増加した。 土木建設の売上高は同19.0%増の273.44億円、営業利益は同13.5%増の19.59億円となった。建築分野の補修材は前年度を下回ったが、建築用シーリング材は大きく伸長した。土木分野は、連続繊維シート補強工法が回復せず減少したが、道路床版補強工法に使用の補修材が増加し売上は前年度並みで推移した。土木建設工事業は、公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事が堅調に推移し、ボンドエンジニアリングは売上を伸ばした。 化成品の売上高は同3.4%増の529.59億円、営業利益は同55.1%増の6.62億円となった。化学工業業界は、樹脂原料の需要が好調により、売上は大きく増加した。電子電機業界は、半導体封止材関連商材の売上は増加したが、LED関連商材が低調に推移し売上は前年度並みだった。自動車業界は、IT化に伴う電子部品に使用される商材が増加し、売上は堅調に推移した。塗料業界は、国内向け住宅用、建築用、自動車補修用塗料の販売が大きく落ち込み、塗料向け商材全般は低調だった。丸安産業は薄膜やコンデンサに使用する商材が好調に推移し売上は増加した。 2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.1%増の1,350.00億円、営業利益が同5.7%増の76.50億円、経常利益が同5.8%増の77.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.5%増の49.20億円を見込んでいる。 同日、期末配当について、従来公表の1株当たり期末配当金 12.00 円から2.00円増額し、1株当たり14.00 円にすることを発表した。中間配当金12.00円を加えた年間配当金は1株当たり26.00円となる。 《MW》
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時価総額 93,441百万円
接着剤メーカー最大手。1870年創業。工業用接着剤等のボンド事業のほか、工業薬品や合成樹脂等の化成品事業、工事事業等も。合成接着剤「ボンド」で知名度。新製品の市場導入などで新規開拓強化に取り組む。 記:2024/10/12