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キャンバス---ファルマバレープロジェクトとの共同研究契約を2年間延長

2018/4/11 10:27 FISCO
*10:27JST キャンバス---ファルマバレープロジェクトとの共同研究契約を2年間延長 キャンバス<4575>は9日、静岡県産業振興財団ファルマバレーセンター(2018年4月からふじのくに医療城下町推進機構)との間で締結している2件の共同研究契約期間をいずれも2年間延長したことを発表した。 ファルマバレーセンターとは、静岡県が県東部地域を中心に医療健康産業クラスターの形成を目指している「ファルマバレープロジェクト」の中核支援機関。 1件目の契約は「ファルマバレーセンターが有する化合物ライブラリーを用いた創薬スクリーニング」。ファルマバレーセンターは国内外から収集した独自性の高い10万を超える化合物を有し、静岡県環境衛生科学研究所で化合物ライブラリーとして運用している。キャンバスは同センターとの共同研究によって、新たな免疫系抗癌剤候補化合物探索創出を目指している。 2件目の契約は、「静岡県立大学大学院薬学研究院創薬探索センターが有するIDO/TDO阻害剤候補化合物の構造最適化・評価」。IDO/TDO阻害剤は免疫系抗癌剤の有望な標的のひとつとして期待されており、これを低分子化合物で実現できれば製造単価を抑制できるほか、他の免疫系抗癌剤等との併用による効果の増強が期待できる。キャンバスは静岡県立大学が作製済みのプロトタイプの構造最適化と評価を行っており、共同研究の継続で前臨床試験段階に進められるレベルのIDO/TDO阻害剤候補化合物の獲得を目指す。 《MW》
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抗がん剤の研究開発に特化した創薬バイオベンチャー。静岡県沼津市に本社。免疫着火剤「CBP501」が先行パイプライン。基礎研究、臨床開発の連携サイクルが強み。CBP501は次相臨床試験の準備を進める。 記:2024/08/13