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ノムラシステム Research Memo(1):ERPソリューション事業を主に手掛けているITコンサルティング会社

2018/4/6 15:37 FISCO
*15:37JST ノムラシステム Research Memo(1):ERPソリューション事業を主に手掛けているITコンサルティング会社 ■要約 ノムラシステムコーポレーション<3940>は、1986年2月に設立され、企業のオープン化コンサルティング業務、それに関連するソリューション提供業務などを展開し、発展を遂げてきた。ITが急速に進化する時代の流れにうまく乗り、ソフトウェア設計・制作請負中心の事業構造から、ERP導入におけるコンサルティング業務に経営資源をシフトしている。 ERP(ERPパッケージ)とは、Enterprise Resource Planningの略称で、基幹系統合システムとも呼ばれるもの。全体最適の視点から企画、調達、製造から販売、会計、人事など一連の企業活動のデータを一元管理し、顧客の業務効率化やITコスト削減につなげることができる。民間調査機関が試算した国内ERP市場は、年間平均成長率が8%。さらに、国内においてクラウド市場やビッグデータ市場も拡大が見込まれており、コンサルティング企業として同社の成長余地は広いと言えそうだ。 事業内容はSAP導入コンサルティング、SAP保守サポートセンター運営、Webシステム開発コンサルティング、情報サイトコンサルティングなどで構成されるが、2001年にSAPとサービスパートナー契約を結んだことが飛躍するきっかけになった。2009年にはSAPのチャネル・パートナーとなり、「SAP ERP」のスペシャリスト集団として収益を伸ばし、2016年9月に東京証券取引所JASDAQ市場への上場を果たしたのに続き2018年3月には同第2部市場に上場した。 足元の業績は、順調に推移している。2018年2月13日に公表した2017年12月期決算は、売上高が2,534百万円(前期比3.8%増)、営業利益407百万円(同30.3%増)、経常利益405百万円(同29.9%増)、当期純利益299百万円(同53.7%増)と大幅増益を確保した。 2018年12月期通期の見通しは、売上高は2,590百万円(前期比2.2%増)、営業利益は418百万円(同2.6%増)、経常利益は418百万円(同3.2%増)と増収だが、当期純利益は285百万円(同4.5%減)と減益を見込んでいる。ただし、当期純利益の予想において、昨期の法人税等の還付を除くと増益となる見込み。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也) 《MW》
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時価総額 5,383百万円
独SAP社の統合基盤業務システムを軸とするシステム導入コンサルティングを手掛ける。人事ソリューションに強み。RPA・AIコンサル等も。コンサルタント数は順調増。大手製薬会社向けなど各プロジェクトは順調。 記:2024/06/24