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ジェイ・エス・ビー Research Memo(5):収益性指標は業界平均を上回る

2018/2/15 15:35 FISCO
*15:35JST ジェイ・エス・ビー Research Memo(5):収益性指標は業界平均を上回る ■業績動向 2. 財務状況と経営指標 ジェイ・エス・ビー<3480>の2017年10月期末の資産合計は27,221百万円(前期末比3,579百万円増)となった。流動資産8,681百万円(同1,397百万円増)は、主として現金及び預金が1,973百万円増加したことによる。固定資産18,540百万円(同2,181百万円増)は、主に有形固定資産が2,029百万円増加したことによる。他方、固定負債11,058百万円(同753百万円増)は、主として長期借入金が761百万円増加したことによる。純資産9,267百万円(同2,783百万円増加)は、上場による増資で資本金が593百万円、資本剰余金が593百万円増加したこと、親会社株主に帰属する当期純利益1,550百万円を計上したことなどによるものである。 以上の結果、自己資本比率は前期の27.4%から34.0%に上昇し、ネットD/Eレシオも1.5倍から1.1倍に低下するなど、財務の安全性が高まった。自己資本比率は、東証1部・2部、マザーズ、JASDAQにおける2016年度不動産業平均の31.0%を上回っている。また、収益性面では、売上高経常利益率が6.1%から7.2%に上昇した。さらに、ROA(総資産経常利益率)10.4%、ROE(自己資本当期純益率)19.7%も、不動産業平均の4.5%、9.4%を大きく上回り、同社の収益性は極めて高いと評価できる。 2017年10月期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末比2,389百万円増加し、7,335百万円となった。営業活動による資金の増加2,871百万円(前期は2,063百万円の増加)は、主に税金等調整前当期純利益2,604百万円、非資金項目である減価償却費621百万円及び法人税等の支払額879百万円などによるものである。投資活動により使用した資金1,620百万円(同2,847百万円の使用)は、有形固定資産の取得(自社所有物件の新規開発)による支出2,188百万円及び定期預金の払戻しによる収入778百万円などによるものである。財務活動による資金の増加1,137百万円(同1,069百万円の増加)は、長期借入れによる収入2,550百万円、長期借入金の返済による支出2,195百万円及び株式の発行(新規上場に伴う公募増資・第三者割当増資)による収入1,187百万円などによるものである。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希) 《HN》
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学生用マンションの企画開発から運営・管理までを一括で行う。高齢者住宅事業は譲渡し、学生マンションに経営資源集中。学研HDと業務提携。不動産賃貸管理事業の管理戸数は増加傾向。26.10期売上788億円目標。 記:2024/05/08