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スターティア Research Memo(2):2つの事業部門がともに回復に転じ、増収かつ営業利益黒字転換を達成

2018/1/26 15:32 FISCO
*15:32JST スターティア Research Memo(2):2つの事業部門がともに回復に転じ、増収かつ営業利益黒字転換を達成 ■業績の動向 1. 2018年3月期第2四半期決算の概要 スターティア<3393>の2018年3月期第2四半期決算は、売上高5,372百万円(前年同期比12.5%増)、営業利益221百万円(前年同期は119百万円の損失)、経常利益235百万円(同110百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益210百万円(前年同期比739.7%増)と、売上高は2ケタ増収となり、営業利益と経常利益は黒字転換を果たした。親会社株主に帰属する四半期純利益は特別利益によって前年同期比8倍強に膨らんだ。 同社は第2四半期業績見通しについて2017年11月8日に上方修正を発表しており、決算はその線で着地した。上方修正の理由として同社は、ITインフラ関連事業においてMFP(多機能プリンタ)やネットワーク機器関連の販売が好調だったこと、効率的経費使用による販管費の伸び抑制、及び上期に予定していた費用の下期へのずれ込みを挙げている。 同社の業績には季節性があり、例年第1四半期は新入社員の増加による人件費増加で赤字になり、第2四半期(7-9月期)以降、新人の収益貢献によって徐々に収益が回復するという流れだ。また、第4四半期は企業の決算期末・年度末需要によって収益が一段伸びる傾向がある。そうしたなか、2017年3月期は第1四半期が、例年以上の落ち込みとなり、その後の回復も勢いが弱く、通期ベースでも2期連続の営業減益で着地した。 今第2四半期決算では、第1四半期の営業損失が6百万円と大きく縮小し、第2四半期(7-9月期)の営業利益も大幅増益となった。四半期ベースで見ると同社の業績は底を打ったことが明確にわかる。詳細は後述するが、デジタルマーケティング関連事業とITインフラ関連事業の両部門が、2017年3月期に比べて共に回復基調に転じたことが全社の業績急回復(黒字転換)につながった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《MH》
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法人向けトータルサポートサービス「ビジ助」などのITインフラ関連事業が主力。デジタルマーケティングSaaS「Cloud CIRCUS」の提供等も。ITインフラ関連事業のストック商材取引社数は2.4万社超。 記:2024/08/30