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農業総合研究所 Research Memo(2):主力事業は「農家の直売所」

2018/1/22 15:51 FISCO
*15:51JST 農業総合研究所 Research Memo(2):主力事業は「農家の直売所」 ■会社の概要・沿革 1. 会社の概要 同社グループは、国内は(株)農業総合研究所、海外は(株)世界市場が主となって事業を進めている。主な事業である「農家の直売所事業」は、農業総合研究所<3541>及び業務委託先が運営する集荷場で登録されている生産者(以下、登録生産者)から農産物を集荷し、原則翌日にスーパー等の直売所コーナーで販売することである。つまり、登録生産者とスーパー等をつなぐ流通を構築しており、郊外の直売所や道の駅に行かなければ購入できなかった生産者の顔が見える農産物をスーパー等で購入できる仕組みを提供している。 農家の直売所事業における取引は、スーパー等との契約に応じて「委託販売システム」の提供と、「卸販売」に分けられる。同社が「委託販売システム」を利用し、同社が登録生産者等から農産物を買取りし委託販売する「買取委託販売」も行っている。 2. 沿革 同社は、「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」をビジョンに掲げ、日本及び世界から農業がなくならない仕組みを構築することを目的として、2007年10月に和歌山市に創業した。 なお、(株)世界市場ホールディングス設立の背景だが、クールジャパン機構((株)海外需要開拓支援機構)から(株)世界市場に対して、最大366百万円の投融資(投資枠 316 百万円、融資枠 50 百万円)を受けるに当たり、世界市場の既存株主(同社、他 3 社)を株式移転によって集約し、中間持株会社として世界市場ホールディングスを設立した。 世界市場ホールディングス設立後、世界市場は、クールジャパン機構から 85 百万円を新株発行による第三者割当にて資金調達を行った。これにより世界市場の重要性が見込まれるため、より有益な情報を投資者に提供する観点から、連結決算へ移行した。世界市場の財務基盤の強化を図るとともに、クールジャパン機構のネットワークを活用し、関係省庁や国内各地の地公体・生産者の活動とも連動させながら、香港に青果物を輸出する生産者を拡大していく。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 福田 徹) 《MW》
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時価総額 6,299百万円
農家の直売所事業が主力。集荷拠点に農産物を集めて、原則翌日にスーパー等の「産直コーナー」で販売する。産直卸事業も展開。導入店舗数は2000店舗超。登録生産者数は1万名超。累計流通総額は1000億円突破。 記:2024/06/07