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萩原工業 Research Memo(5):2017年10月期の予想を上回る業績

2018/1/19 18:07 FISCO
*18:07JST 萩原工業 Research Memo(5):2017年10月期の予想を上回る業績 ■業績動向 1. 2017年10月期の業績概要 萩原工業<7856>の2017年10月期の連結業績は、売上高が前期比3.4%増の23,238百万円、営業利益が同6.8%増の2,721百万円、経常利益が同9.1%増の2,753百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.8%増の1,964百万円となった。期初予想との比較では、売上高が1.0%増とほぼ予想どおりであったが、営業利益が4.7%増、経常利益が5.9%増、親会社株主に帰属する当期純利益が9.2%増と利益面で上回った。 事業セグメント別動向は、売上高の4分の3を占める合成樹脂加工製品事業が前期比2.2%増と持ち直した。シート・建築資材関連はほぼ横ばいだったものの、海外市場でバルチップの需要が下期に回復して産業資材関連が同3.2%伸びた。生活資材関連は、粘着クロスと人工芝用原糸が伸び、同5.9%増となった。同セグメントの営業利益は前期比4.8%増加し、売上高営業利益率が前期比0.3ポイント増の12.1%となった。機械製品事業の売上高は、中国におけるリチウムイオン電池用フィルムスリッターが増加し、海外展示会などへの積極的な出展効果もあり前期比7.3%増加した。同セグメントの売上高営業利益率は、前期比0.7ポイントアップの10.6%へ上昇した。前期は、研究開発色の強い製品があったが、それらが商業生産に入り利益率が改善した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健) 《HN》
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合成樹脂加工製品メーカー。ブルーシートで国内首位。スリッターなどの機械も。24.10期1Qは価格改定効果で合成樹脂加工品の採算が改善。前期苦戦の機械も上向く。収用補償金特益は剥落。通期二桁営業増益を計画。 記:2024/04/12