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鴻池運輸 Research Memo(7):2018年3月期通期は期初予想と変わらず営業利益110億円が目標

2018/1/19 15:37 FISCO
*15:37JST 鴻池運輸 Research Memo(7):2018年3月期通期は期初予想と変わらず営業利益110億円が目標 ■今後の見通し 1. 2018年3月期の業績見通し 鴻池運輸<9025>の2018年3月期通期の業績は売上高278,100百万円(前期比7.7%増)、営業利益11,000百万円(同7.5%増)、経常利益11,300百万円(同5.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7,000百万円(同4.2%減)と予想されており、期初予想と変わっていない。ただし、上期の実績に基づいてセグメント別や分野別売上高予想は若干変更されている。 2. セグメント別及び分野別見通し 複合ソリューション事業の売上高は192,900百万円(前期比8.2%増)、セグメント利益は14,300百万円(同7.3%増)が予想されているが、新規連結子会社の寄与や鉄鋼部門での鋼材輸送取扱量増加によって増収増益を見込んでいる。 国内物流事業の売上高は49,300百万円(同2.4%増)、セグメント利益は1,800百万円(同17.6%増)が予想されている。通販物流の増加や倉庫賃借料削減により増収増益を見込んでいる。 国際物流事業の売上高は35,800百万円(同12.1%増)、セグメント利益は900百万円(同11.4%増)が予想されている。フォワーディングの増加等により増収を見込むが、新規拠点の立ち上げ費用の増加により利益は前年並みを見込んでいる。 分野別売上高は以下のように予想されている。鉄鋼関連は、工事請負業務の増加、新規連結子会社の寄与等により売上高は63,600百万円(同6.7%増)を見込んでいる。食品関連は、飲料製造請負業務、配送業務の好調により売上高は73,100百万円(同3.8%増)を見込んでいる。メディカル関連も医療機器の院内物流取扱量の増加により売上高は18,300百万円(同6.2%増)が見込まれている。 空港関連は新規連結子会社の寄与により売上高は20,600百万円(同42.5%)と大幅増収が見込まれている。生活関連の売上高は47,700百万円(同3.2%増)と増収見込み。内訳では、生活業務は子会社売却があるものの、西日本エリアでの空調機器取扱量増加等により、売上高は17,100百万円(同3.6%増)を見込んでいる。物流業務も通販物流の増加により売上高は30,600百万円(同3.0%増)と増収見込み。食品関連(定温)は、倉庫保管新規荷主の獲得により売上高は18,600百万円(同1.0%増)と微増収が予想されている。 3. 設備投資、減価償却費予想 2018年3月期の設備投資額は総額で16,700百万円(前期比8,914百万円増)が見込まれており、内訳は複合ソリューション事業が10,700百万円(同7,169百万円増)、国内物流事業が1,800百万円(同245百万円減)、国際物流事業が2,800百万円(同952百万円増)、共通項目が1,300百万円(同943百万円増)となっている。主な案件は、KONOIKE GENERAL,INC.(国際物流事業)の新倉庫建設19.25百万米ドルである。 減価償却費は総額で8,300百万円(前期比980百万円増)が見込まれており、内訳は複合ソリューション事業が5,400百万円(同643百万円増)、国内物流事業が1,500百万円(同65百万円減)、国際物流事業が900百万円(同188百万円増)、共通項目が300百万円(同22百万円増)となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《MH》
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総合物流企業。1880年創業。食品、鉄鋼、化学など製造業向け請負、物流業務、流通加工業務、国際物流等を手掛ける。日本製鉄等が主要取引先。適正単価の収受、業務効率化進める。31.3期営業利益250億円目標。 記:2024/06/24